Day 3 in London : SATO/KAWAMAE leaves Olympic with one last win

ロンドン五輪バドミントン一次リーグ3日目、男子ダブルスの佐藤翔治・川前直樹組が、既に敗退の決まった一次リーグの最終戦で、2005年世界選手権優勝のトニー・グナワン/ハワード・バック組(アメリカ)にストレート勝ち。北京の後、ゼロからスタートして世界最高峰の舞台までたどりついたともに29歳のベテランペアは、念願のオリンピック初勝利で今大会を終えた

Day 2 in London : FUJII/KAKIIWA gets one step closer to Quarterfinals

ロンドン五輪バドミントン一次リーグ2日目、女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳組が2勝目を挙げ、決勝トーナメント(準々決勝)進出にあと一歩と迫った 初日から2日連続の試合となった藤井・垣岩組は、シンガポールのエースペア、シンタ・ムリア・サリ/ヤオ・レイ組と対戦。オリンピックレース終了時点の世界ランクには開きがあるものの、直接対決では過去2勝1敗とそれほど差のない相手で、この日も、シンガポールペアが第1ゲームを、藤井・垣岩組が第2ゲームをそれぞれ取り合いファイナルゲームに突入した。ファイナルでも一進一退の攻防が続いたが、1時間20分を超す熱戦を最後に制したのは、前日、オリンピック初戦に勝利して自信をつけた藤井・垣岩組だった

Day 1 in London : SUETSUNA/MAEDA upsets higher ranked Danish rival

ロンドン五輪開会式から明けて28日、バドミントン競技1日目、一次リーグがスタートした。日本選手ではまず、ダブルス3種目の代表8人がウェンブリーアリーナのコートに立った 女子ダブルスの末綱聡子・前田美順組はこれまで、相手棄権による1勝を除くと3戦3敗と苦手にしている世界ランク上位のクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ ユール組(デンマーク)と対戦。第1ゲーム序盤から先行されるが、中盤以降追い上げ、このゲームは落とすも流れをつかむ。第2ゲームを取り返し、迎えたファイナルゲームは競り合いを制して見事に初戦を白星で飾った

SEVENTEEN from China : Asian shuttlers in London (11)

中国は、世界ランクを基に1つの国・地域が得られる最大の出場枠を5種目すべてで確保し、総勢17人で英国ウェンブリーに乗り込んだ。いずれの選手も世界1~5位に位置し、全員がメダル候補と言って過言ではない。とりわけ、ともに団体戦ではチームリーダーの役割も担う男子シングルスのリン・ダン選手と女子ダブルスのユー・ヤン選手には、2大会連続金メダルへの期待がかかる リン・ダン選手は、過去2度のオリンピックでは地獄と天国を見ている。

TWELVE from Korea : Asian shuttlers in London (10)

日本を1人上回る12人をロンドンに送り込む韓国は、バドミントンが正式種目に採用された1992年バルセロナから2008年北京までの5大会で、金6個を含む合わせて17個のメダルを獲得。メダル総数で中国(30個)、インドネシア(18個)に次ぐ3番手につけている。ロンドンでは複数のメダルを取ってインドネシアを抜くことも予想されるが、中でも韓国7個目の金メダル候補筆頭が男子ダブルスのチョン・ジェソン/イ・ヨンデ組だ 北京五輪前よりチョン/イ組はアジアで、インドネシアのマルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン組、中国のカイ・ユン/フー・ハイファン組、マレーシアのクー・ケンケット/タン・ブンヒョン組と、トップ争いをしていた。しかし北京ではまさかの1回戦負けで、失意にまみれた。