2 singles and 4 doubles of Japan qualified SS Finals (Updated)

今シーズンのスーパーシリーズ(SS)最終戦、香港オープンを24日に終え、世界バドミントン連盟(BWF)は25日、年12回開催される上位大会、SSの結果のみを集計したSSランキングを更新した 各種目の上位8人/組には、12月11~15日にマレーシア・クアラルンプールで開催されるインビテーショナル大会、SSファイナルへの出場資格が与えられるが、日本からはシングルス2人、ダブルス4組が資格を得た

Mr&Mrs ADCOCK from England win their first SS title in HongKong

香港オープンSS決勝、準決勝で世界ランク1位の中国ペアを破る金星を上げ、初めてSSの決勝に進んだ英国クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(旧姓ホワイト)組が、2日続けて中国ペアを倒し、初優勝の栄冠を手にした 9月に夫婦となった2人は、結婚後に参戦した上位の大会で、◆デンマークオープンSSプレミアベスト8◆フレンチオープンSSベスト4◆チャイナオープンSSプレミアベスト8――と結果を残してきた。そして迎えた今年最後のSSでは準決勝で、これら3大会でいずれも敗れたロンドン五輪金メダリストの中国ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組にストレート勝ち。決勝では同じく中国のリュウ・チェン/バオ・イーシン組をやはりストレートで倒し、母国から遠く離れたアジアの地で表彰台の最も高いところに立った

Japanese shuttlers fail to reach the finals and now ready for All Japan

香港オープンSS準決勝、日本から勝ち残っていた三谷美菜津選手と高橋礼華・松友美佐紀組はともに中国選手に敗れ、決勝の舞台を逃した 高橋・松友組にとってこの日は、1カ月前に敗れたデンマークオープンSSプレミア準決勝の再戦であると同時に、通算4度目のSS決勝進出のかかる試合。さらに第1シードの中国ペアが前日敗れたことで、SS初優勝の期待もあった。第1ゲームは序盤より、デンマークオープンとフレンチオープンSSを2週連続で制した中国タン・ジンフア/バオ・イーシン組のペースで進む。高橋・松友組もついていき7-7、16-16で追いつくが、いまひとつ乗り切れない様子で、逆転には至らず、17-21でこのゲームを落とす。

Minatsu regains her form to be semifinalist in SS

香港オープンSS準々決勝、女子シングルスの三谷美菜津選手と女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組が勝ち、準決勝に進んだ。とりわけ今年に入り、なかなか結果が出ず苦しんできた三谷選手は、今年のSS開幕戦、1月の韓国オープンSSプレミア以来となるベスト4入りを、格上を倒して成し遂げた 三谷選手は、このところ調子を上げ前日の2回戦で世界チャンピオンのラッチャノク・インタノン選手にストレート勝ちして勢いに乗る韓国ベ・ヨンジュ選手と対戦。今年2連敗している相手で、三谷選手自身、「本調子ではない」と前日語っていたことから、厳しい試合になることが予想された。しかし試合が始まってみると、三谷選手があらゆるショットを拾ってつなげる本来のスタイルで着実に点数を重ねていき、前半を11-4で折り返す。後半に入っても流れは変わらず、点差をキープしたまま21-13で第1ゲームを快勝する。

TAGO manages to overcome the match for survival against HU Yun

香港オープンSS2回戦、日本勢でこの日勝ってベスト8入りを果たしたのは、田児賢一選手、三谷美菜津選手、高橋礼華・松友美佐紀組、樽野恵・新玉美郷組、橋本博且・前田美順組。とりわけ田児選手は、香港フ・ユン選手との1時間半に及ぶ息詰まるサバイバルマッチに勝って、準々決勝に進んだ 田児選手は、前日、桃田賢斗選手をフルゲームの末に破って勝ち上がってきたフ選手から試合開始早々、6-1とリードを奪う。しかし中国生まれの32歳のベテランは崩れることなくしっかりついていき、終盤の逆転でこのゲームを取る。第2ゲームも同じく田児選手が6-1とリード。しかし直後に9連続得点を許し、あっさり主導権を奪われる。食らいついていくが、フ選手の上手さが勝り、追いついても引き離される、もどかしい状況が続き、終盤14-18と4点差をつけられる。