High Five China without Olympic champions

男女混合国・地域別対抗戦スディルマン杯決勝、中国が韓国を寄せ付けず、女子シングルスと女子ダブルスを温存したまま3対0で完勝した。2005、07、09、11年と4連覇中の王者、中国は今大会、とりわけ準々決勝のインドネシア戦で混合ダブルスと男子ダブルスを落とし追い詰められるなど、ここ数年見られなかった苦しい戦いを強いられた。しかし結局、大会5連覇、通算9度目の優勝を成し遂げ、前回までの優勝の立役者でロンドン五輪金メダリストのベテラン、リン・ダン選手やカイ・ユン/フー・ハイファン組抜きでも世界のトップに立てることを証明。バドミントン王国の揺るぎない強さを見せつけた

Can Korea break the Great Wall in the final ?

スディルマン杯準決勝、第1試合で韓国がタイに、第2試合で中国がデンマークにそれぞれ勝ち、決勝に進んだ。中国の決勝進出は10大会連続(そのうち優勝8回)、韓国は7回目(そのうち優勝3回)となる。両国が決勝でぶつかったのは過去2回。2003年は韓国、2009年は中国が優勝している 日本を倒して初めて準決勝に勝ち上がってきたタイを迎え撃った韓国は、混合ダブルスをコ・ソンヒョン/キム・ハナ組で先制。しかし続く男子シングルスで、タイのベテラン、ブーンサック・ポンサナ選手に若いイ・ドンクン選手がなすすべなく敗れ、試合はふりだしに。

Japan misses another opportunity to bring home Sudirman medal

スディルマン杯準々決勝、日本は前回2011年の中国・青島大会に続いて、初のメダル獲得に挑む機会を得たが、若手の成長により一躍、東南アジアの強国に成長したタイに阻まれ、今回もあと一歩届かず、涙を飲んだ この試合、日本にとって19点が鬼門となってしまった

Day 3 of Sudirman : Japan to face Thailand after overcoming Denmark

スディルマン杯3日目、日本が強豪デンマークとのギリギリの接戦を制して、一次リーグのグループ1【D組】1位通過を果たし、悲願のメダル獲得に一歩近づいた。この日、全日程が終了した午後11時近く、各チームの関係者とメディアを集めて組み合わせ抽選会が行われ、日本は23日の準々決勝で、タイとメダルをかけて対戦することが決まった 日本対デンマークの試合は、結果だけを見ると日本チームが戦前に描いていた青写真通りとなったが、内容は予想を上回った。ダブルスに強みを持つデンマークを日本が倒すには、男子シングルスと女子シングルスで確実に勝って、ダブルス3種目の中でもっとも実力の拮抗している女子ダブルスを取ること、が想定されていた

Day 2 of Sudirman : Japan and 6 nations secure QF slots

スディルマン杯2日目、初戦に臨んだ日本は、シンガポールを相手に5対0と完勝した。5種目の中で唯一、シンガポール選手を世界ランクで下回った日本のアキレス腱とも言える混合ダブルスに起用された橋本博且・前田美順組は、世界14位のシンガポールペアに第1ゲームを先取されるも、今年に入り韓国オープンSSプレミア、マレーシアオープンSS、アジア選手権、インドオープンSSと、実戦経験を積み重ねてきた成果が出て、逆転勝ちでチームに最後の1勝をもたらした この日の試合結果を受け、チームランク上位12チームから成るグループ1では、決勝トーナメント(準々決勝)に進出する8チームのうち、【A組】中国、インドネシア【B組】韓国、タイ【C組】台湾【D組】デンマーク、日本――の計7チームが既に確定した。残り1チームは、あすの【C組】ドイツ対マレーシアの勝者となる