No happy ending for Japanese women at Hong Kong open

香港オープンSS決勝、女子シングルスの奥原希望選手と女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組はともにストレートで敗れ、悔しい準優勝で今年最後のSSを終えた。ただそれぞれ次を見据えて、この負けを、自らのさらなる成長を引き出す発奮材料に変える決意を示した 今年初めて出場した上位大会で、周囲が驚くプレーを見せ決勝まで勝ち上がってきた奥原選手だったが、この日は台湾タイ・ツーイン選手に完敗。表彰式までは必死にこらえてきた悔し涙が、ミックスゾーンで一気にこぼれ落ちた。BadPaL の取材に対し絞り出した言葉は、「何もできなかった」

Nozomi and Ayaka/Misaki outplay World and Asia champs respectively

香港オープンSS準決勝、女子シングルスの奥原希望選手が8月の世界選手権を制したスペインのカロリナ・マリン選手に勝って、初めてSS決勝に進んだ。女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組は、9月のアジア大会決勝で悔しい敗北を喫したインドネシアペアへのリベンジを果たし、通算8回目のSS決勝の舞台に立つ 実は奥原選手、今大会の早い段階から「マリン選手と対戦したい」と話していた。理由は世界チャンピオンだから、ではなく、2歳違いの同世代ながら、ジュニ ア時代からこれまで一度も対戦したことがなかったから。

Nozomi overcomes Akane, looking forward to meeting World champ in the semis

香港オープンSS準々決勝、注目の女子シングルス新旧世界ジュニアチャンピオン対決は、奥原希望選手が山口茜選手にストレート勝ちし、準決勝に進んだ。このほか、男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士組とこ女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組が勝ち上がった 2度のケガにより、長く上位大会から遠ざかっていた女子シングルス前世界ジュニアチャンピオンが、初めてSSでベスト4入りを果たした。相手は対戦成績で見れば過去3戦して負けたことのない年下ながら、◆世界ジュニア選手権2連覇◆SS優勝1回◆SSプレミア準優勝1回――と、国際大会の実績でははるか先を行く「格上」だ

Akane and Minatsu still chasing after Eriko at HongKong for ‘Destination DUBAI’

香港オープンスーパーシリーズ(SS)が開幕した。今シーズン最終12番目のSS(SSプレミア含む)で、今大会の結果を踏まえ、来月17~21日に初めてアラブ首長国連邦(UAE)で開催される「デスティネーションドバイ・ワールドSSファイナル」の出場資格を得る各種目上位8人/組が決まる。女子シングルスは1回戦を終えた時点で、当落線上にいる廣瀬栄理子選手を、山口茜選手と三谷美菜津選手が追いかける展開となっている