Nozomi and Ayaka/Misaki outplay World and Asia champs respectively

Nozomi OKUHARA

Nozomi outplayed even World champ Carolina

香港オープンSS準決勝、女子シングルスの奥原希望選手が8月の世界選手権を制したスペインのカロリナ・マリン選手に勝って、初めてSS決勝に進んだ。女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組は、9月のアジア大会決勝で悔しい敗北を喫したインドネシアペアへのリベンジを果たし、通算8回目のSS決勝の舞台に立つ

実は奥原選手、今大会の早い段階から「マリン選手と対戦したい」と話していた。理由は世界チャンピオンだから、ではなく、2歳違いの同世代ながら、ジュニ ア時代からこれまで一度も対戦したことがなかったから。前日には「マリン選手の試合を見るのは今日が初めて」と明かした、ようやく実現した2011年世界ジュニア選手権台湾大会でともに3位だった2人の初顔合わせは、第1、第2ゲームを通じて一度もリードを許さなかった19歳奥原選手の完勝に終わった

奥原選手は試合後、BadPaL に対し、開口一番、「これでようやく少し自信が持てた」と笑顔で語った。1回戦から格上を連破してきたが、「自信」を口にしたのは今回が初めて。昨日ビデオを見て、「(1、2回戦で破った)身長の高いスン・ユ選手やシンドゥ選手と似た感じだが、もっと力強くて、無理してでも攻めてくる超攻撃的タイプとの印象を持った」という。それに対し、「相手のショットを拾ってラリーしていこう、自分にはそれしかない」という気持ちで臨んだが、実際に対戦してみると、「いくらレシーブをしても下に向けて打ってくる。こういう選手は初めて」と説明した。それでもはずむようなフットワークと多彩なショットで終始ほんろうした。反省点を聞くと、「マッチポイントを握った後に決め切れず、点数を与えてしまったこと」。それ以外は、「ほぼ自分の思うようなプレーができた」と自ら評価する内容だった

初めて臨むSS決勝の相手については、「やはり同世代の台湾タイ・ツーイン選手とやりたい」ときっぱり。あらためて、今回の「復帰戦」、これだけジュニア時代のライバルばかり集まる山に入ったことをどう思うか尋ねると、「(自分は)持ってるなと思う」と笑った

Ayaka-Misaki

Ayaka / Misaki revenged their painful loss in Asian Games final

高橋・松友組もこの日は快勝だった。第1ゲーム前半こそ競り合うが、その後は常に試合の主導権を握り、アジア大会決勝でストレート負けしたグレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ組につけ入るすきを与えなかった

高橋・松友組に試合後、アジア大会での敗戦時に比べ違った点を聞くと、「今回は思ったほど相手が前へ前へとこなかったので、逆に自分たちが前に詰めていけた」(高橋)、「前回はこちらのレシーブが上げるか落とすだけと単調だったが、大きく動かしたり、相手が迷うようなところを狙うことができた」(松友)と話した。2人は、この勝利でアジア大会決勝で敗れた悔しさが和らいだと認めた。しかしその一方で、「アジア大会や世界選手権など、大きな大会で敗れた後に成長できている」と述べ、自分たちが敗戦を糧としてきていることを強調した

一方、インドネシアペアは試合後、「きょうの日本ペアは、オフェンス、ディフェンスともに堅固だった。自分たちは、アジア大会の時ほど十分な準備ができていなかった」と述べ、完敗を認めた

準決勝もう1つの山は中国ペア同士の対決だが、松友選手が「ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組が来ると思う」と予想した上で、高橋選手は「先週負けているので、今年最後のSSでユンレイたちに勝ってもう1回優勝したい」と意気込んだ

Keigo-Takeshi

Keigo / Takeshi missed their opportunity for being the finalists in SS

日本男子で唯一、準決勝まで勝ち進んだ勢いのあるダブルスの園田啓悟・嘉村健士組は、前日、「ほかの日本ペアが勝っており、(自分たちも)勝てる相手」と語っていた初めて対戦する世界9位の中国リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン組に向かっていき、第1ゲームを21-18で先取する。しかし2回戦で平田典靖・橋本博且組を21-14,21-9と一蹴するなど、こちらも勢いのでてきた2013年全英オープン覇者にその後は試合を支配され、とりわけファイナルゲームは序盤につけられた点差を最後まで埋められないまま完敗。SS決勝のコートに立つことはかなわなかった

園田・嘉村組は試合後、BadPaL の取材に応じ、「相手にやりたいことをやられてしまった。体力的にきつくはなかったが、(初めて進んだ)SS準決勝という大きな舞台に慣れておらず思い切っていけない部分があり、1点取れば流れが変わるという大事なところでミスしてしまった」と試合を振り返り、経験不足を敗因の1つと指摘した。その上で、「来シーズンはコンスタントに上位大会SSでベスト4に入れるよう、メンタル、技術とも、さらに高めていきたい」とコメントした

準決勝の結果

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界2位)〈21-17,19-21,21-6〉キダンビ・スリカンス(インド、世界10位)

ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界3位)〈15-21,15-21〉ソン・ワンホ(韓国、世界6位)

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、世界9位)〈17-21,21-16,21-16〉リュウ・シン(中国、世界11位)

カロリナ・マリン(スペイン、世界8位)〈13-21,9-21〉奥原希望(世界48位)

【男子ダブルス】

リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界9位)〈18-21,21-13,21-14〉園田啓悟・嘉村健士(世界17位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)〈21-16,15-21,21-19〉マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、世界19位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-16,21-15〉グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界10位)

ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界3位)〈21-19,21-11〉ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、世界7位)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈21-12,21-10〉クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、世界5位)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)〈22-20,21-18〉ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国、世界7位)

 

決勝の対戦カード

【男子シングルス】 チェン・ロン(中国、世界2位)対ソン・ワンホ(韓国、世界6位)

【女子シングルス】 タイ・ツーイン(台湾、世界9位)対奥原希望(世界48位)

【男子ダブルス】 ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)対リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界9位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界3位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)

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