Nozomi overcomes Akane, looking forward to meeting World champ in the semis

New era begins

New chapter begins for two promising Japanese women

香港オープンSS準々決勝、注目の女子シングルス新旧世界ジュニアチャンピオン対決は、奥原希望選手が山口茜選手にストレート勝ちし、準決勝に進んだ。このほか、男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士組とこ女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組が勝ち上がった

2度のケガにより、長く上位大会から遠ざかっていた女子シングルス前世界ジュニアチャンピオンが、初めてSSでベスト4入りを果たした。相手は対戦成績で見れば過去3戦して負けたことのない年下ながら、◆世界ジュニア選手権2連覇◆SS優勝1回◆SSプレミア準優勝1回――と、国際大会の実績でははるか先を行く「格上」だ

Akane-Nozomi

2013/14 World Jr.champ, Akane v 2012 World Jr.champ Nozomi

ところがこの日は、奥原選手が自信あふれるプレーで山口選手を圧倒。前日口にした「ノープレッシャー」の言葉通り、昨日までの試合の反省点の修正を主な課題としながら、相手の身長やシャトルの飛びなどを見極めショットを調整してラリーを続ける、プラン通りの試合を冷静に進めた。途中、攻め急いで点数を取られてしまった場面があったことを自ら認めながら、全体を通じて危なげない試合運びで快勝した

奥原選手に試合後、2012年世界ジュニア選手権決勝の時のイメージと山口選手はどこが変わったか聞いたところ、「前回対戦時より攻めてくる姿勢が強かった」と説明した。一方、4連勝となったことで、山口選手に対する自信を深めたかと問うと、「山口選手は、決勝まで戦った前週のチャイナオープンSSプレミアや、(ラッチャノク・インタノン選手との激戦に勝利した)昨日の疲れがあったのでは。既に上位大会で結果を残していることでオーラも感じた。向こうがまだ上」と謙虚に答えた

一方、山口選手は試合後、「終始相手のペースでやられてしまった」と敗戦の弁を語り、悔しさをかみしめた

奥原選手は、初めてのSS準決勝で世界チャンピオン、スペインのカロリナ・マリン選手に挑む。マリン選手はこの日、前日、第2シードの中国ワン・イーハン選手を破る金星をあげたマレーシアのティー・ジンイ選手を一蹴した。奥原選手に印象を聞くと、「ショットが切れてパワーもある」と指摘。その上で、「気合では負けないようにしたい」と意気込みを語った

Takeshi-Keigo

Takeshi / Keigo stepped into SS semifinals for the first time

男子ダブルスの園田・嘉村組は、前日、世界ランク1位の韓国ペアを打ち破って勢いに乗るドイツのミハエル・フックス/ヨハネス・シュートラー組と対戦し、第1ゲーム、いきなり1-8と点差を広げられる。嫌な出だしとなるが徐々に差を詰めていき19-19で追い付き、そのままゲームポイントを握る。これを凌がれいったんは逆転されるが23-21でこのゲームを先取する。第2ゲームも前半はドイツペアにリードを許すが、後半逆転に成功すると、マッチポイントを握った後に少しもたつくも、21-19で勝利した

園田・嘉村組は試合後、BadPaL の取材に応じ、今大会ここまでを振り返って、「1回戦で中国ペアとのファイナルゲームまでもつれる接戦に勝ってから、勢いに乗ってきている」と説明。「これまでなら相手に先行されるとそのままズルズルと負けてしまうことがあったが、この試合でも追いついていけているのは、自分たちの成長と思う」と述べた。初めて立つSS準決勝の舞台では、中国リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン組と対戦する。印象を聞くと、「タイプの似ている相手。ドライブ勝負をして勝てれば自信になると思う」と述べた上で、「早川・遠藤組と平田・橋本組も勝っているので、勝てない相手じゃない」と強調し、勝利への意欲を示した

Ayaka-Misaki

World No.1 Ayaka / Misaki suffered a bit against Dutch pair

一方、女子ダブルス第1シードの高橋・松友組は、意外な苦戦を強いられた

対戦したオランダのセリーナ・ピーク/イーフィア・ムスケンス組には過去2戦2勝。ただ試合後、2人が BadPaL に明かしたところでは、「勝ってはいるが2度とも競っていて、やりづらい相手。簡単にいかないことは予想していた。特に前へ詰めてくるスピードが速い」という。いきなり1-10と置いていかれ、その後追い上げたものの20-22で落とした第1ゲームについては、「飛ぶ方のコートで、アウトになるのが怖くてあまり後ろを使わず、打ち過ぎた」と振り返った。また前日、相手棄権により試合がなかったこと、松友選手のサーブが「だんだん悪くなっていった」ことも、プレーに影響した。ただエンドの変わった第2ゲームの中盤以降、前に詰めてくる相手に対し、後ろを使った攻撃が奏功。その流れを受けて、ファイナルゲームは一転、高橋・松友組のワンサイドゲームとなり、前半を11-0で折り返す。それでも相手に対する警戒心から最後まで気を緩めることなく攻め続け、最後は21-4と圧勝した

Nitya/Greysia

Asian Games champ Greysia / Nitya defeated Miyuki /Reika

準決勝の相手は、アジア大会決勝で敗れたインドネシアペア。この日は前田美順・垣岩令佳組をストレートで破っている。高橋・松友組は取り組むべき課題の1つとして、「相手に気持ち良く打たせないこと」を上げた

Takuma-CHEN Long

Takuma could not meet CHEN Long’s standard

前田・垣岩組のほかに、この日は、男子シングルスの上田拓馬選手と女子シングルスの三谷美菜津選手が世界ランク上位の中国選手に、男子ダブルスの数野健太・山田和司組がアジア大会を制したインドネシアペアに敗れ、ベスト4入りを逃した

準々決勝の結果

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界2位)〈21-16,21-11〉上田拓馬(世界30位)

キダンビ・スリカンス(インド、世界10位)〈21-14,21-15〉ウェイ・ナン(香港、世界21位)

ソン・ワンホ(韓国、世界6位)〈21-19,21-15〉ビクター・アクセルセン(デンマーク、世界12位)

ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界3位)〈21-16,10-21,21-13〉ワン・ツェンミン(中国、世界9位)

【女子シングルス】

リュウ・シン(中国、世界11位)〈21-19,21-15〉三谷美菜津(世界13位)

サイナ・ネワル(インド、世界4位)〈15-21,19-21〉タイ・ツーイン(台湾、世界9位)

山口茜(世界18位※予選勝ち上がり)〈15-21,11-21〉奥原希望(世界48位)

カロリナ・マリン(スペイン、世界8位)〈21-8,21-17〉ティー・ジンイ(マレーシア、世界34位)

【男子ダブルス】

園田啓悟・嘉村健士(世界17位)〈23-21,21-19〉ミハエル・フックス/ヨハネス・シュートラー(ドイツ、世界22位)

リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界9位)〈22-24,21-15,21-11〉マニーポン・ジョンジット/ニピトポン・プアンプアペク(タイ、世界13位)

マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、世界19位)〈17-21,21-16,21-13〉ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア、世界21位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)〈21-12,21-15〉数野健太・山田和司(世界56位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈20-22,21-18,21-4〉セリーナ・ピーク/イーフィア・ムスケンス(オランダ、世界13位)

前田美順・垣岩令佳(世界6位)〈15-21,21-23〉グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界10位)

ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、世界7位)〈21-19,21-19〉ワン・シャオリ/バオ・イーシン(中国)

ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界3位)〈21-12,14-21,21-15〉チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈21-16,21-9〉リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界8位)

クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、世界5位)〈21-14,21-17〉イ・ヨンデ/イ・ソヒ(韓国)

ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国、世界7位)〈21-18,21-14〉リッキー・ウィディアント/プスピタ・リチ・ディリ(インドネシア、世界11位)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)〈21-17,21-14〉タントウィ・アーマド/デビー・スサント(インドネシア)

 

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界2位)対キダンビ・スリカンス(インド、世界10位)

ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界3位)対ソン・ワンホ(韓国、世界6位)

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、世界9位)対リュウ・シン(中国、世界11位)

カロリナ・マリン(スペイン、世界8位)対奥原希望(世界48位)

【男子ダブルス】

リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界9位)対園田啓悟・嘉村健士(世界17位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)対マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、世界19位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界10位)

ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界3位)対ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、世界7位)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、世界5位)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)対ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国、世界7位)

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