香港オープンSS2回戦、日本勢でこの日勝ってベスト8入りを果たしたのは、田児賢一選手、三谷美菜津選手、高橋礼華・松友美佐紀組、樽野恵・新玉美郷組、橋本博且・前田美順組。とりわけ田児選手は、香港フ・ユン選手との1時間半に及ぶ息詰まるサバイバルマッチに勝って、準々決勝に進んだ 田児選手は、前日、桃田賢斗選手をフルゲームの末に破って勝ち上がってきたフ選手から試合開始早々、6-1とリードを奪う。しかし中国生まれの32歳のベテランは崩れることなくしっかりついていき、終盤の逆転でこのゲームを取る。第2ゲームも同じく田児選手が6-1とリード。しかし直後に9連続得点を許し、あっさり主導権を奪われる。食らいついていくが、フ選手の上手さが勝り、追いついても引き離される、もどかしい状況が続き、終盤14-18と4点差をつけられる。