
台湾で開催された世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得した桃田賢斗選手と奥原希望選手が、BadPaL がアジアで実施している東日本大震災の被災者支援活動「PRAY&PLAY for JAPAN」に協力してくれた
ともに高校2年生のこの2人、日本国内では誰もが認める逸材ながら、国際舞台への進出はまだまだこれから。今回の大会でも、先行する同世代の海外の強豪に敗れ、田児賢一、佐藤冴香、松友美佐紀といった諸先輩の後に続く決勝進出を惜しくも逃した
ただ、男女シングルスで優勝した選手に直接聞いたところ、彼らは桃田、奥原両選手の実力を十分認めている。今回の悔しさや反省を踏まえ、さらに厳しい練習に励み、国際試合の経験を積み重ねていけば、来年のロンドン五輪以降、2016年リオデジャネイロ五輪に向けて、2人が世界で勝っていける選手になる潜在力を備えているのは疑いのないところだ
今後は、桃田選手がビクター・アクセルセン選手(デンマーク)やズルファドリ・ズルキフリ選手(マレーシア)など、奥原選手がインタノン・ラッチャノク選手(タイ)やタイ・ツーイン選手(台湾)などといった、同世代の具体的な選手を目標に据え、日本だけにとどまらず世界に目を向け活躍していくことを期待したい
PRAY&PLAY for JAPAN は、主としてスポーツ愛好家を対象に、チャリティーTシャツの購入を通じた義援金の提供に加えて、このTシャツを着てスポーツすることで、被災者に対する 思いを周囲に広く伝えることを呼び掛けるもの。これまでにアジアで、トップ選手のほか、多くのスポーツ愛好家から賛同が寄せられている
Bronze medalists in World Junior Championships, Kento MOMOTA and Nozomi OKUHARA of Japan support BadPaL’s charity activity for victims of Earthquake/Tsunami, ‘PRAY&PLAY for JAPAN‘