独ビットブルガーオープングランプリ(GP)ゴールドで、女子ダブルスの第1シードに入った藤井瑞希・垣岩令佳組が、いずれも世界ランク下位の相手に1ゲームも落とさない圧倒的な内容で優勝した。3月に行われたドイツオープンGPゴールドでも勝っており、今年ドイツ2勝目となった 藤井・垣岩組は現在、世界3位で、日本のトップペア、末綱聡子・前田美順組(世界6位)を上回る位置に付けている。ただ、世界選手権に続く上位大会スーパーシリーズ(SS)プレミアでは、いいところまで勝ち上がっていくものの、全英オープンSSプレミア決勝やインドネシアオープンSSプレミア準決勝のように、注目を集める試合で、プレッシャーからか普段では考えられないような崩れ方をするもろさものぞかせる。今年最後のSSプレミアとなるチャイナオープン(11月22~27日)で、その真価が問われる