ASEAN Badminton Players prioritize SEA Games over HongKong Open

東南アジア競技大会(SEA Games)が11日、インドネシアで開幕する。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国に東ティモールを加えた11カ国が参加するこのスポーツの祭典は、2年に1回、参加各国の持ち回りで開催されている バドミントンは12日、トマス・ユーバ杯形式の男女別の団体戦からスタート。続いて16~19日に個人戦が行われる ホスト国インドネシアのほか、タイ、シンガポール、ベトナムなどが国際大会で活躍するトップ選手を今大会に送り込んでいる。一方、マレーシアは、リー・チョンウェイ選手(男子シングルス世界1位)やクー・ケンケット/タン・ブンヒョン組(男子ダブルス世界5位)など、世界ランク上位のベテランを外し、若手中心の布陣で臨んでいる この大会に出場する、オリンピックレースを戦う東南アジアのトップ選手は、日程が重なる香港オープンスーパーシリーズ(SS、11月15~20日)にエントリーできない。そのため、翌週に上海で開催されるチャイナオープンSSプレミア(同月22~27日)で、後半戦に入ったレースを勝ち抜くのに必要なランキングポイントの獲得を狙う

6-month left for qualifying to London Olympics

5月にスタートしたオリンピックレースも6カ月が経過し、折り返し点を超えた。世界バドミントン連盟(BWF)が11月3日に発表した最新の世界ランキングを基に、現時点でロンドン五輪出場圏内である世界16位以内にいる選手の数を国・地域別に見ると、以下のようになる(世界17位以下の繰り上がり選手や、開催国枠や大陸枠といった特別枠の対象選手は含まない) 【中国】 男子シングルス2人、女子シングルス3人、男子ダブルス2組、女子ダブルス2組、混合ダブルス2組 【韓国】 男子シングルス2人、女子シングルス2人、男子ダブルス2組、女子ダブルス1組、混合ダブルス1組 【日本】 男子シングルス2人、女子シングルス1人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組、混合ダブルス1組

Fujii/Kakiiwa shines in Germany again

独ビットブルガーオープングランプリ(GP)ゴールドで、女子ダブルスの第1シードに入った藤井瑞希・垣岩令佳組が、いずれも世界ランク下位の相手に1ゲームも落とさない圧倒的な内容で優勝した。3月に行われたドイツオープンGPゴールドでも勝っており、今年ドイツ2勝目となった 藤井・垣岩組は現在、世界3位で、日本のトップペア、末綱聡子・前田美順組(世界6位)を上回る位置に付けている。ただ、世界選手権に続く上位大会スーパーシリーズ(SS)プレミアでは、いいところまで勝ち上がっていくものの、全英オープンSSプレミア決勝やインドネシアオープンSSプレミア準決勝のように、注目を集める試合で、プレッシャーからか普段では考えられないような崩れ方をするもろさものぞかせる。今年最後のSSプレミアとなるチャイナオープン(11月22~27日)で、その真価が問われる

Ratchanok makes history winning 3rd consecutive World Junior title

世界ジュニア選手権の個人戦決勝、シニア大会でも活躍する女子シングルスのラッチャノク・インタノン選手(タイ)が史上初の3連覇を成し遂げた 試合はファイナルゲームまでもつれたものの、最終ゲームでは、実力・実績ともに格上のインタノン選手が、ゲーム全般をコントロールした ラッチャノク選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、勝敗が決した直後に流した涙の意味について、