世界ジュニア選手権の個人戦2日目、各種目で2試合ずつ行われ、ベスト8が出揃った
日本選手では、男子シングルスの桃田賢斗選手(高校2年)、女子シングルスの奥原希望選手(高校2年)と福島由紀選手(高校3年)、男子ダブルスの井上拓斗・金子祐樹組(ともに高校2年)、女子ダブルスの福島由紀・篠谷菜留組(ともに高校3年)が勝ち、あすの準々決勝に進んだ
中でも女子シングルスの福島選手は、3回戦でシードのP.V.シンドゥ選手(インド)を逆転(15-21,21-18,23-21)で破る快挙。とりわけファイナルゲームは序盤からリードを許し、一時、6-15と絶望的な点差を付けられるもあきらめず、粘り強く得点を重ねて、最終的にゲームをひっくり返した見事な勝利だった。福島選手は続く4回戦でも、タイのブサナン・ウンバンルンパン選手をフルゲーム(10-21,21-16,21-13)の末に破っている
日本選手の準々決勝の対戦相手は以下の通り。男子ダブルスと女子ダブルスは、いずれも今大会第1シード、7月にインドで開催されたアジアジュニア選手権の覇者とぶつかる
【男子シングルス】 桃田賢斗対シェサル・ヒレン・ルスタビト(インドネシア)
【女子シングルス】 奥原希望対チー・ソニア・スヤ(マレーシア)、福島由紀対プルワニンティヤス・エリザベス(インドネシア)
【男子ダブルス】 井上拓斗・金子祐樹組対リン・ケアユ/フアン・ポジェイ組(台湾※アジアジュニア選手権優勝)
【女子ダブルス】 福島由紀・篠谷菜留(高校3年)組対アンディニ・スシ・リスキ/ヌライダ・ティアラ・ロサリア組(インドネシア※アジアジュニア選手権優勝)
一方、この日は、アジアジュニア選手権を制した混合ダブルスの第1シード、ルキ・アプリ・ヌグロホ/リリン・アメリア組(インドネシア)が、韓国チェ・ソルギュ/チェ・ユジョン組にフルゲームの末に敗れる波乱があった