Day 3 of WC : Experienced Japanese women show strong hearts

Miyuki-Satoko

Miyuki MAEDA / Satoko SUETSUNA

世界選手権3日目、混合ダブルスを除く4種目の2回戦が行われ、ベスト16がすべて出そろった。日本勢は、男子シングルス1人、女子シングルス2人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組、混合ダブルス1組が勝ち残った

この日は、女子ダブルスの末綱聡子・前田美順組、女子シングルスの廣瀬栄理子選手という、オリンピックと同格のこの大会に複数回出場している経験豊富なベテランが、ファイナルゲームにもつれる厳しい試合に競り勝ち、きっちり白星を手にした。一方、組み合わせにも恵まれメダル獲得の期待が高まっていた女子ダブルス第3シードの高橋礼華・松友美佐紀組は、ダブルスのスペシャリスト、サラリー・トウントンカム選手率いるタイのペアにストレートで敗れ、よもやの初戦(2回戦)敗退となった

この日、BadPaL の取材に応じた選手の試合後のコメントは以下の通り

【女子ダブルス】 末綱・前田

「(長いラリーが続き1時間を超える熱戦となったが)第2ゲームを終えた時点で正直きつかった。このままではまずいと思っていたが、ファイナルゲームに入ると体(の調子)が戻ってきた。ランナーズハイのような状態だったのかもしれない。今大会は組み合わせが厳しいが、順当にいけば準々決勝でぶつかる第1シードの中国ユー・ヤン/ワン・シャオリ組ともう一度対戦したい。そのためにも次の韓国ペアには、これまで一度も勝ったことがないが、勝ちたい」

「(末綱選手はロンドン五輪以降、国際大会出場の機会が減り、前田選手は今年から垣岩令佳選手ともペアを組み始めているが)、末綱・前田組として国際大会での実戦数が少なくなっていても、ずっと組んでいるのでバタバタすることなく自然にできている。前田・垣岩組のプレーを見ながら前田の長所を生かすようにもしている」

【女子シングルス】 廣瀬選手

Eriko HIROSE

Eriko HIROSE

「先取された第1ゲームは、相手のパワーに加えて風のコントロールができなかった。ただ、男子選手を相手に練習していることなどでパワー対策はできていて、ファイナルゲームの最後まで持久力を含め力は落ちなかった。ロンドン五輪出場を逃してしばらく休んだ後、再始動する際、次の目標の1つとしたのがこの世界選手権。銅メダルを獲得した2010年アジア大会と同じ会場になったのはうれしかったが、今大会では使用されているシャトルが違う。次の中国ワン・シーシャン選手との試合には、風とシャトルをコントロールすることで勝機を見出したい。世界選手権での目標は、自分らしいプレーをすること。ただ応援してくれている周りの人たち、そして自分のためにも、結果(メダル)にもこだわりたい」

【女子ダブルス】 脇田侑・江藤理恵

Rie-Yu

Rie ETOH / Yu WAKITA

「リザーブリストからの繰り上げで世界選手権への出場が決まった時はうれしくてわくわくした。ただその時点では大会までまだ間があり、実際に試合をしてみると、緊張はあるものの、意外に落ち着いていて頭では考えられている。ただ、体が思うように動いていないところがある。きょうの試合に勝ったことで、またあしたも試合ができる。勝ち負けにこだわるのではなく、少しでも長くこの大きな舞台で試合をしていたいという気持ちで臨んでいる」

【男子シングルス】 上田拓馬選手

Takuma UEDA

Takuma UEDA

「ビクター・アクセルセン選手は長身なので、シャトルを上げるとき十分な高さを保つように気をつけた。第1ゲーム終盤の1点を争う競り合いも、6月のインドネシアオープンSSプレミア、シンガポールオープンSSで得た自信から、以前なら弱気になっていた場面でも強気を維持できたことで制することができた。世界選手権の出場資格を取った時は、うれしくて楽しみだった。試合に入ると、ほかの大会と雰囲気は変わらず特別な緊張もなく臨めている。日本の男子シングルス勢で唯一の勝ち残りになったことで特に意識することはない。むしろここから先、どこまでいけるかが自分にとっての課題。欲を出して突破していきたい」

【女子シングルス】 高橋沙也加選手

Minatsu v Sayaka

Sayaka TAKAHASHI (R) beat Minatsu MITANI

「三谷選手とはこれまで何度も国内で対戦していて、お互いに相手のプレーは分かっている。昨晩、ビデオを見て研究しようとも考えたがやめた。自分の場合、相手を意識しすぎて緊張してしまう。昨日の1回戦は世界ランク下位の選手相手にプレッシャーのある中で試合をしたが、きょうは同国対決とはいえ世界ランク上位選手が相手で向かっていけ、コンディションが万全でない中100%なパフォーマンスができた。素直にうれしい。一時は出場が危ぶまれた今大会だったが、ここまできたら上を目指したい」

【女子シングルス】 三谷美菜津選手

「初めての世界選手権だったので、自分の力を出せるようにと準備してきたが、思うように体が動かずがまんもできなかった。(田児賢一選手の欠場で)今回、所属チームから単独での参戦となり、1人でもやれるようにと言われてきたが、思ったようにできなかったのが悔しい」

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由

Hiroyuki-Kenichi

Hiroyuki ENDO / Kenichi HAYAKAWA

「初戦だったことを差し引いても、カットで前に落として体制を崩した上でスマッシュを打った方が良い場面で安易に打ちこんでしまうなど、特に第2ゲームは満足度の低い内容だった。1つの大会で世界のトップペア1組に勝つことを目標にしている。今大会では、次の試合に勝って、ディフェンディングチャンピオンでロンドン五輪金メダルの中国カイ・ユン/フー・ハイファン組と対戦して、できれば良い思いをしたい」

【女子ダブルス】 高橋・松友組

Ayaka-Misaki

Ayaka TAKAHASHI / Misaki MATSUTOMO

「サラリー選手にやられた。前日に見た試合とは別人のようなプレーで、前衛でつかまってしまった。追いつくことはできても、追い抜くことができなかった。2年前の世界選手権で負けていてメダルへの思いは強かった。周囲の期待も高く、プレッシャーを感じていた。ただそれに打ち勝たなければ次に進めず、こんなところで負けているようではダメ。悔しい」

【男子シングルス】 佐々木翔選

Sho v CHEN Long

Sho SASAKI was beaten by CHEN Long

「ロンドン五輪以降、無理してまでがんばる理由がなかなか見つからなかったが、この大会はそういう気持ちで臨めた。ほかの大会と注目度が違う世界選手権でチェン・ロン選手と当たったのは、そういうものだと受け止めている。世界の強さを見せられたので、またがんばろうという気持ちになると思う」

【女子シングルス】 今別府選手

Kaori IMABEPPU

Kaori IMABEPPU

「チャンスはあっただけにくやしい。相手にミスが出ていたのに、こちらも要所要所でミスしてしまった。(世界選手権2回戦敗退という結果について、)スーパーシリーズ(SS)以上の上位大会で1回戦を勝てるようになるまで時間がかかったが、今度は2回戦を突破できるよう取り組んでいく」

日本選手3日目の結果

【男子シングルス2回戦】 上田拓馬(世界16位)〈24-22,21-17〉ビクター・アクセルセン(デンマーク、世界22位)、チェン・ロン(中国、世界2位)〈21-15,21-12〉佐々木翔(世界18位)

【女子シングルス2回戦】 三谷美菜津(世界10位)〈16-21,9-21〉高橋沙也加(世界23位)、廣瀬栄理子(世界13位)〈11-21,21-16,21-18〉ペトヤ・ネデルチェワ(ブルガリア、世界27位)、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界12位)〈21-19,19-21,21-17〉今別府香里(世界32位)

【男子ダブルス2回戦】 早川賢一・遠藤大由(世界4位)〈21-7,22-20〉クリス・ラングリッジ/ピーター・ミルズ(英国、世界25位)、リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界7位)〈21-13,21-15〉平田典靖・橋本博且(世界22位)

【女子ダブルス2回戦】 高橋礼華・松友美佐紀(世界3位)〈20-22,17-21〉サラリー・トウントンカム/ナリッサパト・ラム(タイ、世界25位)、末綱聡子・前田美順(世界14位)〈21-15,11-21,21-13〉ブリジット・ミシェルズ/ヨハナ・ゴリツェウスキ(ドイツ、世界22位)、ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア、世界13位)〈22-20,21-14〉三木佑里子・米元小春(世界21位)、ティアラ・ロサリア・ヌライダ/ゲビー・リスティヤニ・イマワン(インドネシア、世界17位)〈21-17,19-21,11-21〉脇田侑・江藤理恵(世界58位)

 

日本選手4日目の対戦カード

【男子シングルス3回戦】 ドゥ・ペンユ(中国、世界3位)対上田拓馬(世界16位)

【女子シングルス3回戦】 ベ・ヨンジュ(韓国、世界16位)対高橋沙也加(世界23位)、ワン・シーシャン(中国、世界9位)対廣瀬栄理子(世界13位)

【男子ダブルス3回戦】 早川賢一・遠藤大由(世界4位)対モハド・ザクリ・アブドゥル・ラティフ/モハド・ファイルジズアン・モハド・タザリ(マレーシア、世界24位)

【女子ダブルス3回戦】 末綱聡子・前田美順(世界14位)対キム・ハナ/チョン・ギョンウン(韓国、世界9位)、バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界31位)対脇田侑・江藤理恵(世界58位)

【混合ダブルス3回戦】 早川賢一・松友美佐紀(世界23位)対キム・ギジョン/チョン・ギョンウン(韓国、世界70位

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