Day 4 of WC : Only 2 pairs from Japan advance to Quarterfinals

HAYAKAWA/ENDO is ready to face the defending champion

HAYAKAWA / ENDO is ready to face the defending champion CAI / FU

世界選手権4日目、各種目の3回戦が行われ、日本からシングルス3人、ダブルス4組がベスト8入りをかけて試合に臨んだが、勝ち残りは男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組、混合ダブルスの早川賢一・松友美佐紀組のみ

シングルスでは、上田拓馬選手が世界ランク3位のドゥ・ペンユ選手(中国)にファイナルゲームまで競り合うも届かず。高橋沙也加選手は第1ゲームを終盤に逆転され失うと、第2ゲームは力及ばず、ストレート負けとなった

また、男子シングルス注目のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)とリン・ダン選手(中国)はこの日も勝ち、ともに準々決勝に進んだ。一方、女子シングルスのディフェンディングチャンピオン、ワン・イーハン選手(中国)と、男子ダブルス第1シードのイ・ヨンデ/コ・ソンヒョン組(韓国)は敗れ、メダルはおろかベスト8にも届かず姿を消した

男子ダブルスの早川・遠藤組は、事前に対戦を想定していた長身のロシアペアを倒して勝ち上がってきたマレーシアのベテランペアを相手に第1ゲーム、競り合いを抜け出し20-19と先にゲームポイントを握りながら、20-21と逆転されてしまう。しかしここから3連続得点でこのゲームを奪うと、続く第2ゲームはほぼ一方的に点数を重ねていき、21-7の大勝でベスト8入りを決めた

早川、遠藤両選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、第1ゲーム、リードしていながら逆転を許し追いつめられるも、あきらめず逆転勝ちできたことには自分たちの成長を感じるとした上で、「第2ゲームがある、と考えられる気持ちの余裕ができた」(遠藤選手)、「同じ様に追い詰められた試合で勝った経験をしてきたことで、まだいけると思えるようになってきた」(早川選手)と説明した

準々決勝では、世界選手権3連覇中(通算4勝)のカイ・ユン/フー・ハイファン組(中国)と対戦する。早川・遠藤組は、「組み合わせが決まった時から、カイ/フー組との対戦を考え、合宿の段階からそれを想定した練習に取り組んできた。あすはやってきたことを出したい」と意気込みを語った

Misaki-Kenichi

Misaki MATSUTOMO / Kenichi HAYAKAWA finally defeated Korean pair in 5th attempt

混合ダブルスの早川・松友組は過去4戦4敗、接戦にはなるが一度も勝ったことのない韓国ペアと対戦。1ゲームずつを取り合い迎えたファイナルゲーム、日本ペアのリードで進む。中盤1点差まで迫られるが、後半に入ると疲れの見える韓国ペアを一方的に押し切り、21-11で勝利。準々決勝への切符を手にした

早川・松友組は試合後、BadPaL の取材に対し、初めてスーパーシリーズ(SS)以上の上位大会でベスト8に入ったものの、「世界のトップペアを倒してのベスト8ではないのでそれほど喜びはない」(早川選手)。「むしろ4連敗していた相手に勝てて良かったという気持ち」(松友選手)と語った。男子ダブルス、女子ダブルスでともに世界3位(8月8日時点)につけている2人だが、混合ダブルスとしての目標は特に設定していないという。準々決勝では、世界2位のタントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組(インドネシア)と当たる。初対戦となった1月の韓国オープンSSプレミアでは4-21,11-21と文字通り一蹴された苦い思い出があるが、「策を持っているわけではないが、現在の力を試すいい機会なのでぶつかっていくだけ」と述べた

一方、この日敗れた日本選手の試合後のコメントは以下の通り

Takuma v WR.3

Takuma feels reachable distance to World No.3

男子シングルスの上田拓馬選手は世界ランク3位の中国ドゥ・ペンユ選手を相手に第1ゲーム、13-18とリードされながら6連続得点を決め逆転に成功するが、残り2点が取れず再逆転を許してこのゲームを落とす。第2ゲームは一段シフトアップした上田選手が中盤以降一気に引き離し21-13で取り返す。しかしファイナルゲームに入ると勢いが衰え、7-21と大差で敗れた

上田選手は BadPaL の取材に応じ、「ファイナルにもつれる展開は事前に予想していたが、追い上げながら第1ゲームを落としたことで、第2ゲームどうしても取らなければ、と力が入りすぎて、ペース配分が崩れてしまった」と敗因を語った。ただ、昨年9月の初対戦時に続いてファイナルゲームまで持ち込んたことで、「世界3位のドゥ選手との距離は絶対的なものではない」との認識を示し、「この差を埋めるべく今後取り組んでいく」と前を向いた

Sayaka fell

Sayaka lost to Korean veteran

女子シングルスでは、世界選手権初出場で1、2回戦を勝ち上がってきた高橋沙也加選手が韓国のベテラン、ベ・ヨンジュ選手と対戦した。第1ゲーム、積極的な攻撃姿勢から主導権をつかみ15-9とリードを広げる。しかし、試合巧者のベ選手に徐々に詰め寄られ17-17で並ばれると、ほどなく19-21と逆転負けしてしまう。第2ゲームは競り合いから相手にリードを許すが、終盤17-17で並び返す。ただシャトルコントロールの上手さとミスの少なさで上回ったベ選手に振り切られ、ベスト8には届かなかった

高橋選手は試合後、ケガのため一時は出場も危ぶまれた今大会でここまで勝ち進んたことに、自ら一定の評価を下した。その上で、「さらに上を目指し、勝てない相手ではなかったと思うが、ミスが出てしまった」と敗戦を悔やんだ。最後に、「今大会の反省を踏まえ、ミスをなくして日本での優勝を目指す」と、来月に迫ったジャパンオープンに向けた意気込みを語った

Eriko cant reach last8

Eriko failed to reach last 8

女子シングルスには日本からもう一人、廣瀬栄理子選手が登場。過去1勝5敗と大きく負け越している難敵、中国ワン・シーシャン選手に挑んだが、第1、2ゲームともに流れをつかむことはできず、8-21,13-21で完敗した

廣瀬選手は、「目標にしてきたメダルに届かず悔しい。スマッシュが走らず、思ったようなプレーができなかった。(所属チームの変更後、)これまでやってきた練習にプラスして、今大会で見えた課題に取り組み、ジャパンオープンに臨みたい」と言葉をふり絞った

MAEDA-SUETSUNA

Former Bronze medalist Miyuki / Satoko ended last 16

女子ダブルスの末綱聡子・前田美順組は、過去一度も勝ったことがない韓国ペアと対戦。第1ゲームは相手に渡った流れを止めることができず、チャンスらしいチャンスを作れぬまま9-21と押し切られる。第2ゲームも主導権を握られるが、離されずについていき16-16で追いつく。さらに1点のリードを許すが再び追いつき、流れは日本ペアに移ったかに見えた。しかし次の1点が取れず、連続失点により敗退。前回2011年大会の銅メダリストは、厳しい組み合わせとなった今大会、目標としてきた世界1位、中国ユー・ヤン/ワン・シャオリ組の待つ準々決勝に進めなかった

末綱、前田両選手は、「韓国ペアの印象は前回までの対戦時と変わっていない。第2ゲームに入り自分たちの良い形になりつつあったが、追いつくことはできてもリードを奪うことができなかった」と試合を振り返った。昨年8月のロンドン五輪以降、国際大会への出場機会を減らしている末綱選手に、集大成として臨んだ世界選手権を終え、今後の国際大会への出場予定を尋ねると、「ジャパンオープンには末綱・前田組として出場する」と明言した。ただ、それ以降については「現時点では未定」と答えるにとどめた

Yu WAKITA-Rie ETOH

Yu and Rie smiled after they finished last Int’l tournament as a pair

女子ダブルスのもう1ペア、脇田侑・江藤理恵組の相手は、2年前のジャパンオープンでノーシードから当時の日本トップペア3組を次々に破って初優勝し、その後も日本ペアには一度も負けていない中国バオ・イーシン/ツォン・チエンシン組。第1ゲームを12-21で落とし、第2ゲームもリードを許すが、レシーブから相手を崩し徐々に点差を詰め、広州の観客も味方につけ19-20まで追い上げる。ただ追いつくことは叶わず、ベスト8入りはならなかった

脇田・江藤組は試合後、すっきりした表情で取材ブ―スに姿を見せた。今大会を最後に国際舞台から退く脇田選手は、「競技者としても人生にとっても充実した時間を過ごさせてもらった。支えてくれた周りの人たちのおかげ」と笑顔で語った。江藤選手は、「まさか3回もこんな大きな大会で試合ができるとは。(脇田選手とのペアでの国際試合が)これで最後になるかと思うと、これまで2人で数年間、海外遠征を続けてきたことなどが思い出される」と、最後は涙交じりのコメントとなった

ナショナルチームのメンバーでない2人は、世界選手権への出場資格を得るのに必要なランキングポイントを稼ぐため、日本バドミントン協会の規定に従い、スーパーシリーズ(SS)より下位の国際大会に自費参加してきた。とりわけ最後に連続出場したインターナショナルチャレンジ4大会(ポーランド、フランス、大阪、オランダ)ではいずれも優勝。日本ペアの中で実質4番手につけ、リザーブリストからの繰り上がりで悲願の出場権を勝ち取った経緯がある

日本選手4日目の結果

【男子シングルス3回戦】 ドゥ・ペンユ(中国、世界3位)〈21-19,13-21,21-7〉上田拓馬(世界16位)

【女子シングルス3回戦】 ベ・ヨンジュ(韓国、世界16位)〈21-19,21-17〉高橋沙也加(世界23位)、ワン・シーシャン(中国、世界9位))〈21-8,21-13〉廣瀬栄理子(世界13位)

【男子ダブルス3回戦】 早川賢一・遠藤大由(世界4位)〈23-21,21-7〉モハド・ザクリ・アブドゥル・ラティフ/モハド・ファイルジズアン・モハド・タザリ(マレーシア、世界24位)

【女子ダブルス3回戦】 末綱聡子・前田美順(世界14位)〈9-21,18-21〉キム・ハナ/チョン・ギョンウン(韓国、世界9位)、バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界31位)〈21-12,21-19〉脇田侑・江藤理恵(世界58位)

【混合ダブルス3回戦】 早川賢一・松友美佐紀(世界23位)〈21-16,11-21,21-11〉キム・ギジョン/チョン・ギョンウン(韓国、世界70位

 

準々決勝の対戦カード

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)対トミー・スギアルト(インドネシア、世界8位)、ドゥ・ペンユ(中国、世界3位)対カシャップ・パルパリ(インド、世界17位)、グエン・ティエンミン(ベトナム、世界7位)対ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界10位)、チェン・ロン(中国、世界2位)対リン・ダン(中国、世界286位)

【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界1位)対タイ・ツーイン(台湾、世界7位)、サイナ・ネワル(インド、世界4位)対ベ・ヨンジュ(韓国、世界16位)、ラッチャノク・インタノン(タイ、世界3位)対カロリナ・マリン(スペイン、世界26位)、ワン・シーシャン(中国、世界8位〉対プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界12位)

【男子ダブルス】 ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界5位)対ツァイ・チアシン/リー・シェンム(台湾、世界12位)、カイ・ユン/フー・ハイファン(中国、世界11位)対早川賢一・遠藤大由(世界3位)、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界6位)対ライアン・アグン・サプトラ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界8位)、クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(マレーシア、世界2位)対キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、世界4位)

【女子ダブルス】 ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、世界1位)対キム・ハナ/チョン・ギョンウン(韓国、世界9位)、クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)対バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界31位)、オム・ヘウォン/チャン・イエナ(韓国、世界5位)対ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界6位)、マー・ジン/タン・ジンフア(中国、世界2位)対ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界13位)

【混合ダブルス】 シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界1位)対ロベルト・マティウシアク/ナディエズダ・ジーバ(ポーランド、世界8位)、ムハンマド・リジャル/デビー・スサント(インドネシア、世界6位)対シン・ベクチョル/オム・ヘウォン(韓国、世界22位)、タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)対早川賢一・松友美佐紀(世界23位)、ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界3位)対ユ・ヨンソン/チャン・イエナ(韓国、世界37位

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