Day 5 of WC : So close but not close enough to the medal

Misaki/Kenichi played against World No.2

Misaki/Kenichi played against World No.2

世界選手権5日目、混合ダブルスの早川賢一・松友美佐紀組が世界ランク2位のタントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組(インドネシア)相手に、ファイナルゲーム19-20まで迫る健闘を見せるもあと一歩及ばず惜敗。男子ダブルスの早川・遠藤大由組も世界選手権3連覇中(通算4勝)のカイ・ユン/フー・ハイファン組(中国)に敗れ、前回2011年の末綱聡子・前田美順組に続く日本勢のメダル獲得はならなかった

この日の最終試合に入った早川・松友組は、今大会に出場したすべての日本選手が見守る中、1月の韓国オープンでまったく歯が立たなかったインドネシアのトップペアに挑んだ。第1ゲーム、何もさせてもらえぬままいきなり1-11と大差をつけられ、4点しか取れなかった前回対戦時の再現か、と嫌な雰囲気が漂う。結局このゲームは10-21で落とすが、第2ゲームに入ると一転、日本ペアがリズムをつかみ、相手に一度もリードを許さぬまま21-17で取り返し、試合をふりだしに戻す。ファイナルゲームは、この種目を専門とするインドネシアペアが試合巧者ぶりを発揮。徐々に点差を広げていき14-20とマッチポイントを握る。ところがここから、早川・松友組がかたさの見えるインドネシアペアに猛然と襲いかかり、5連続得点で1点差まで詰め寄り、会場を大いに沸かせた。しかし反撃もここまで。19-21で惜しくも敗れ、金星とともに表彰台を逃した

早川・松友組は試合直後、BadPaL の取材に応じ、前日は「ぶつかるだけ」と話していた強豪相手にあと一歩まで迫りながら敗れたことに、「もちろんくやしい」(早川選手)と一言。「第1ゲームは相手の球にまったく対応できなかったが、第2ゲーム以降できるようになり、(プレッシャーのためか)相手が引いているのも分かった」(松友選手)という。ただ早川選手は、世界のトップと競り合えたことは自信になり欲も出てきたとしながらも、「混合ダブルスでのトップとの実力差は、男子ダブルスよりも大きいと感じる。相手が好調だったら前回対戦時(4-21,11-21)のような結果になる」と指摘。もっと実力をつけていきたいと気を引き締めた

Kenichi HAYAKAWA-Hiroyuki ENDO

Kenichi/Hiroyuki was defeated by the defending champion

男子ダブルスの早川・遠藤組の相手は、世界選手権の組み合わせが決まった時点から対戦を想定してきたカイ/フー組。最後にぶつかった昨年12月のスーパーシリーズ(SS)ファイナル準決勝では、カイ選手が持病の腰の不調を理由に途中棄権し、早川・遠藤組が決勝進出を決めていた。第1ゲームは前半9-10までついていくが、中盤以降大きく引き離され13-21で落とす。続く第2ゲームは序盤から競り合いに持ち込み、一進一退の攻防で終盤18-18で並ぶ。ここから2連続得点を許しマッチポイントを握られるが踏ん張り、再び同点に。勢いに乗ってそのまま押し通したいところだったが、大事な次の1点をチャンス球をネットに掛けて失うと、そのまま20-22で振り切られた

早川、遠藤両選手は試合後、BadPaL の取材に対し、第2ゲーム終盤に出た悔やまれるミスについて、「ミスはあくまで結果論。積極的に仕掛けた中で出たものでしかたがない」(遠藤選手)。「追いついてから引いても意味がないので、攻めていった結果。もう一歩足が出ていればといった思いはあるが、今後の課題にしていきたい」(早川選手)と意外にさばさばした表情でコメントした。さらに「第1ゲームもそんなに悪くはなかった。相手がやはりすごくて、サーブのほか、コンパクトな動きのあまりの速さにはつい笑いがでたほど。たださわれなかったわけではない。対応できるようにやっていかなければ」(遠藤選手)と述べた

一方で2人は、それまで一戦一戦勝ち上がるごとに疲れていき、決勝で十分に力が出せない状況にあったのを踏まえ、5月の男女混合国・地域別対抗戦スディルマンカップ準々決勝でタイのペアに敗れメダルを逃した後、脂質の摂取制限などによる体の改造に取り組んでいることを明かした。「体脂肪率の低下など既に効果が表れている部分はあるが、わずか数カ月ですぐに結果(優勝)に結び付くというのはむしのよすぎる話。リオデジャネイロ五輪に向け長期的なスパンで取り組んでいる」と説明した

LIN Dan v CHEN Long

LIN Dan beat CHEN Long

日本選手以外では、男子シングルスで中国トップ選手同士の対決、チェン・ロンリン・ダンが行われ、ディフェンディングチャンピオンながらノーシードのリン・ダン選手(世界286位)が第2シードのチェン・ロン選手(世界2位)をストレートで下して、準決勝に進んだ

P.V.Sindhu

P.V.Sindhu

一方、女子シングルスでは、前日、ディフェンディングチャンピオンで第2シードのワン・イーハン選手(中国)に勝つ金星を挙げたインドの18歳、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手が、第6シードのワン・シーシャン選手も倒し、中国トップ選手を連破した。同じ山からは、20歳になったばかりのスペイン、カロリナ・マリン選手との接戦を制しタイの18歳、ラッチャノク・インタノン選手も勝ち上がり、2年前の世界ジュニア選手権に出場していた同い年の2人があす、初の世界選手権決勝進出をかけて対戦する

各種目準々決勝の結果

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)〈21-6,21-9〉トミー・スギアルト(インドネシア、世界8位)、ドゥ・ペンユ(中国、世界3位)〈16-21,22-20,21-15〉カシャップ・パルパリ(インド、世界17位)、グエン・ティエンミン(ベトナム、世界7位)〈21-8,17-21,22-20〉ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界10位)、チェン・ロン(中国、世界2位)〈13-21,20-22〉リン・ダン(中国、世界286位)

【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界1位)〈27-25,21-13〉タイ・ツーイン(台湾、世界7位)、サイナ・ネワル(インド、世界4位))〈21-23,9-21〉ベ・ヨンジュ(韓国、世界16位)、ラッチャノク・インタノン(タイ、世界3位)〈21-18,20-22,21-15〉カロリナ・マリン(スペイン、世界26位)、ワン・シーシャン(中国、世界8位)〈18-21,17-21〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界12位)

【男子ダブルス】 ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界5位)〈21-14,21-18〉ツァイ・チアシン/リー・シェンム(台湾、世界12位)、カイ・ユン/フー・ハイファン(中国、世界11位))〈21-13,22-20〉早川賢一・遠藤大由(世界3位)、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界6位))〈21-13,11-21,21-17〉ライアン・アグン・サプトラ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界8位)、クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(マレーシア、世界2位)〈15-21,16-21〉キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、世界4位)

【女子ダブルス】 ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、世界1位)〈21-11,21-19〉キム・ハナ/チョン・ギョンウン(韓国、世界9位)、クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)〈21-17,13-21,21-18〉バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界31位)、オム・ヘウォン/チャン・イエナ(韓国、世界5位)〈22-20,21-15〉ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界6位)、マー・ジン/タン・ジンフア(中国、世界2位)〈17-21,17-21〉ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界13位)

【混合ダブルス】 シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界1位)〈21-4,21-4〉ロベルト・マティウシアク/ナディエズダ・ジーバ(ポーランド、世界8位)、ムハンマド・リジャル/デビー・スサント(インドネシア、世界6位)〈9-21,15-21〉シン・ベクチョル/オム・ヘウォン(韓国、世界22位)、タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)〈21-10,17-21,21-19〉早川賢一・松友美佐紀(世界23位)、ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界3位)〈21-12,22-20〉ユ・ヨンソン/チャン・イエナ(韓国、世界37位

 

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)対ドゥ・ペンユ(中国、世界3位)

グエン・ティエンミン(ベトナム、世界7位)対リン・ダン(中国、世界286位)

【女子シングルス】

リ・シュエリ(中国、世界1位)対ベ・ヨンジュ(韓国、世界16位)

ラッチャノク・インタノン(タイ、世界3位)対プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界12位)

【男子ダブルス】

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界5位)対カイ・ユン/フー・ハイファン(中国、世界11位)

マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界6位〉対キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、世界4位)

【女子ダブルス】

ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、世界1位)対クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)

オム・ヘウォン/チャン・イエナ(韓国、世界5位)対ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界13位)

【混合ダブルス】

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界1位)対シン・ベクチョル/オム・ヘウォン(韓国、世界22位)

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)対ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界3位)

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