Sato/Kawamae win GP title in Russia

ロシアオープングランプリ(GP)、日本のダブルスペア4組が決勝に進んだが、優勝の栄冠を手にしたのは、日本選手同士の対決を制した男子ダブルスの佐藤翔治・川前直樹組のみだった

No.3 pair in Japan grabbed GP title @archives

今大会第1シードの佐藤・川前組は1回戦不戦勝の後、2回戦でベトナム、準々決勝でインドネシア、準決勝でロシアのペアをいずれもストレートで下し決勝進出。もう1つの山から勝ち上がってきた第2シードの早川賢一・遠藤大由組を21-18,21-17で下し、1ゲームも落とさず初のGPタイトルを獲得した。佐藤・川前組と早川・遠藤組は今年4月、オーストラリアオープンGPゴールドの決勝で対戦。この時は、早川・遠藤組が21-17,21-18で佐藤・川前組を退け優勝していた

GPの優勝者に与えられるランキングポイントは5,000ポイント。これはスーパーシリーズ(SS)プレミアのベスト16(4,320ポイント)、SSのベスト8(5,040ポイント)、GPゴールドのベスト4(4,900ポイント)にほぼ相当する

現在、世界ランク14位、日本選手の中では平田典靖・橋本博且組(世界10位)と早川・遠藤組(世界13位)に次ぐ3番手に位置する佐藤・川前組にとって、ロンドン五輪出場枠獲得に向け、日本選手の中で上位に立っていくために必要不可欠なタイトル奪取となった。男子ダブルスで五輪出場を確実にするためには、世界ランク16位以内、日本選手の中で1番手となる必要がある(※日本選手が世界ランク8位以内に2ペア以上入った場合のみ、日本に2つの出場枠が認められる)

一方、今大会第1シードで順当に決勝に進んだ混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組は、第2シードのロシア、アレクサンドロ・ニコラエンコ/バレリ・ソロキナ組に18-21,14-21で敗れ、初の国際タイトル獲得は次回以降に持ち越しとなった

同様に女子ダブルスで決勝のコートに立った高橋礼華・松友美佐紀組は、混合ダブルスを制したバレリ・ソロキナ選手がニナ・ビソルバ選手と組む地元ロシアの第1シードペアに20-22,18-21で惜敗した

各種目決勝の結果

【男子シングルス】 ツォウ・ウェンロン(中国)〈21-18,21-15〉ティエン・ホウウェイ(中国、世界228位)

【女子シングルス】 ルー・ラン(中国、世界25位)〈20-22,21-15,23-21〉チェン・シャオジア(中国、世界152位)

【男子ダブルス】 佐藤・川前組(世界14位)〈21-18,21-17〉早川・遠藤組(世界13位)

【女子ダブルス】 バレリ・ソロキナ/ニナ・ビソルバ組(ロシア、世界10位)〈22-20,21-18〉高橋・松友組(世界19位)

【混合ダブルス】 アレクサンドロ・ニコラエンコ/バレリ・ソロキナ組(ロシア、世界21位)〈21-18,21-14〉池田・潮田組(世界16位)

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