
アジアジュニア選手権決勝、男子シングルスの桃田賢斗選手(世界ジュニア3位)が、マレーシアのスーン・ジューベン選手(世界ジュニア10位)をストレートで下して優勝。田児賢一選手に続く、2人目の日本人アジアチャンピオンが誕生した
桃田選手は昨年、アジアジュニア選手権と世界ジュニア選手権の2冠を達成したマレーシアのズルファドリ・ズルキフリ選手に連敗し、アジアジュニア、世界ジュニアともに銅メダルにとどまった。今年はアジアチャンピオンの栄冠を得て、10月に千葉で開催される世界ジュニアで2冠を狙う
歴代のアジアジュニア男子シングルスチャンピオンには、田児選手(2006年)のほか、リン・ダン(2000年)、チェン・ジン(2004年)、チェン・ロン(2007年)、ワン・ツェンミン(2008年)といった中国のトップ選手がいる
一方、女子シングルスの奥原希望選手は、優勝候補筆頭の第1シード、インドのP.V.シンドゥ選手を相手にファイナルゲームまで競り合うも、20-22とわずかに届かず、日本女子初のアジアジュニアのタイトル獲得は来年以降に持ち越しとなった
アジアジュニア女子シングルスチャンピオンのタイトル保持者には、中国のジアン・ヤンジャオ(2004年)、ワン・リン(2005年)、ワン・イーハン(2006年)、リ・シュエリ(2008年)らが名を連ねる
女子ダブルスと混合ダブルスでは、いずれも韓国ペアが中国ペアを下し、韓国が今大会2冠を達成。中国は無冠に終わった。男子ダブルスはインドネシアペアが制した
決勝の結果
【男子シングルス】 桃田賢斗〈21-13,22-20〉スーン・ジューベン(マレーシア)
【女子シングルス】 P.V.シンドゥ(インド)〈18-21,21-17,22-20〉奥原希望
【男子ダブルス】 スバクティアル・エディ/アルディアルタマ・アルヤ・マウラナ(インドネシア)〈17-21,22-20,21-10〉ウー・シャオリン/ワン・チリン(台湾)
【女子ダブルス】 イ・ソヒ/シン・スンチャン(韓国)〈17-21,21-15,21-17〉ホワン・ヤチオン/ユー・シャオハン(中国)
【混合ダブルス】 チェ・ソルギュ/チェ・ユジョン(韓国)〈17-21,25-23,23-21〉ワン・イルブ/ホワン・ドンピン(中国)