HAYAKAWA/ENDO strikes back at All England Champion

アジア選手権準々決勝、男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組が、3月の全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミア決勝で敗れた中国ペアへのリベンジを果たし、昨年に続いて準決勝に進出した 伝統ある全英オープンで日本男子ダブルス初のファイナリストとなった早川・遠藤組の前に立ちふさがったのは現在、世界ランク9位で中国2番手に位置するリュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン組。英国・バーミンガムでは中国ペアの鋭いドライブを主体とした攻撃に11-21,9-21と完敗した。しかしそれから約1カ月後に訪れた再戦の場、台北市では、早川・遠藤組が圧倒。テンポの良い攻撃とドライブレシーブが冴え、第1、第2ゲームともに中国ペアに一度もリードを許さぬまま快勝した

Sayaka,Eriko and three pairs of Japan advance to Quarterfinals

アジア選手権、男子シングルスの2回戦・3回戦とその他種目の2回戦が行われ、ベスト8が出揃った。日本からは、女子シングルスの廣瀬栄理子選手と高橋沙也加選手、男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組と園田啓悟・嘉村健士組、女子ダブルスの末綱聡子・前田美順組が勝ち上がった 女子シングルスでは高橋選手が、3月の全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミアとスイスオープングランプリ(GP)ゴールドで2連敗していた中国ジアン・ヤンジャオ選手へのリベンジを果たした。第1ゲーム、一度もリードを許さぬまま先制する。第2ゲームは逆に追いかける展開となり16-19と終盤3点差をつけられるが、ここから5連続得点で逆転勝ち。3度目の挑戦で中国の実力者から初勝利を上げた 高橋選手は試合直後、BadPaL の取材に応じ、第2ゲーム、先に19点を取られ追い詰められた場面について、

2nd seeded Ayaka/Misaki loses to Japanese killer in 1st round

アジア選手権1回戦、今大会上位進出が期待された、女子ダブルス第2シードの高橋礼華・松友美佐紀組が、香港プーン・ロクヤン/ツェ・インシュー組に敗れる波乱があった。この香港ペアは世界ランクこそ下位ながら、昨年9月のジャパンオープンスーパーシリーズ(SS)で、大堀彩・山口茜、三木佑里子・米元小春、末綱聡子・前田美順、松尾静香・内藤真実と、日本のペア4組を次々破り優勝している 日本勢ではほかに、同国対決で廣瀬栄理子選手に挑み敗れた予選勝ち上がりの大堀彩選手、世界ランク1位の中国ユー・ヤン/ワン・シャオリ組の前に屈した樽野恵・新玉美郷組、混合ダブルスの早川賢一・松友美佐紀組が2回戦に進めなかった

Asia Championships kicks off in Taipei with LIN Dan

アジア選手権が16日、台北市で開幕し、各種目の予選が行われた。日本からは女子シングルスに大堀彩選手、混合ダブルスに嘉村健士・新玉美郷組が出場し、大堀選手が2試合を勝ち抜き、本戦進出を決めた アジア選手権はグランプリ(GP)ゴールドと同格で、とりわけ今年は、この結果を踏まえて25日に発表される世界ランキングが、8月の世界選手権の出場資格を決める算定基準になる。そのため、とりわけ国・地域別の出場枠に影響する1つのボーダーである世界24位前後にいる選手にとって重要な意味を持つ 今大会には、2大会連続の金メダルを獲得した昨年8月のロンドン五輪以来、長く国際大会から離れていた中国リン・ダン選手が8カ月ぶりにエントリー。現在の世界ランクは40位のためノーシードで、順当に勝ち進めば3回戦で坂井一将選手とぶつかる

Malaysia shines, Indonesia falls in AxiataCup Finals

アシアタカップ決勝、2日前に第1子(男児)を授かり父親になったばかりのリー・チョンウェイ選手が急きょ初参戦したマレーシアが、優勝候補の筆頭と見られていたインドネシアを準決勝で破って勝ち上がってきたタイに3対1で勝利し、昨年からスタートしたアシアタカップの初タイトルとともに、優勝賞金40万ドルを獲得した。以下、2位タイには20万ドル、3位アジアオールスターには15万ドル、4位インドネシアには10万ドルが、それぞれ授与された