来年7月27日に開会式を迎えるロンドン五輪まで残すところ1年余りとなったが、その前哨戦となるバドミントンの最上位大会、世界選手権の組み合わせ抽選会が、今月25日、マレーシア・クアラルンプールの世界バドミントン連盟(BWF)本部で行われる
BWFは5月初め、規定に従い、4月28日付世界ランキングを基に出場有資格選手を発表。その後、各国・地域の連盟・協会に該当選手の出場の可否を確認し、大陸枠選手などを加えて調整を行った結果、今月に入り、男子シングルス64人、女子シングルス48人、男子ダブルス48組、女子ダブルス48組、混合ダブルス48組から成る最新の出場者リストを提示した
当初、日本からは以下の選手が出場資格を得ていた(世界ランクは4月28日時点のもの)
【男子シングルス】 佐々木翔選手(世界15位)、田児賢一選手(同25位)
【女子シングルス】 廣瀬栄理子選手(14位)、佐藤冴香選手(22位)
【男子ダブルス】 平田典靖・橋本博且組(10位)、早川賢一・遠藤大由組(14位)、佐藤翔治・川前直樹組(15位)
【女子ダブルス】 末綱聡子・前田美順組(3位)、藤井瑞希・垣岩令佳組(4位)、松尾静香・内藤真実組(7位)
【混合ダブルス】 池田信太郎・潮田玲子組(16位)、橋本博且・藤井瑞希組(35位)
新たに示された出場者リストでは、国・地域ごとに限定される出場枠によりリザーブに回っていた以下の選手が、繰り上がりで出場の権利を得た
【男子シングルス】 山田和司選手(出場64選手中64番目)
【女子シングルス】 後藤愛選手(出場48選手中48番目)
【男子ダブルス】 数野健太・廣部好輝組(出場48組中45番目)
【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀組(出場48組中45番目)
【混合ダブルス】 早川賢一・松尾静香組(出場48組中48番目)※フランスペアの辞退によりぎりぎりでリストに追加されるも、現在、早川選手は松友美佐紀選手、松尾選手は佐藤翔治選手とペアを組みオリンピックレースを戦っているため辞退
世界選手権は8月8~14日、ロンドン五輪会場と同じ、ウェンブリーアリーナで開催される