USオープンGPゴールド、ベスト8に残った日本選手は、男子シングルス1人(佐々木翔)、女子シングルス2人(廣瀬栄理子、佐藤冴香)、男子ダブルス3組(平田典靖・橋本博且組、早川賢一・遠藤大由組、佐藤翔治・川前直樹組)、女子ダブルス2組(末綱聡子・前田美順組、松尾静香・内藤真実組)、混合ダブルス2組(池田信太郎・潮田玲子組、佐藤翔治・松尾静香組)
5種目のベスト8の選手・ペアの総数(40)を国・地域別で見ると、日本10、台湾7、中国5、タイ5、韓国5、ドイツ2、インドネシア1、ベトナム1、香港1、米国1、グアテマラ1、オーストラリア1で、日本が最多となっている
この日は女子ダブルスで、世界ランク4位の藤井瑞希・垣岩令佳組が世界58位の中国ペアにストレート負けする波乱があった。一方、敗れたものの、男子シングルスの上田拓馬選手がブーンサック・ポンサナ選手(タイ、世界10位)、女子シングルスの栗原文音選手がチェン・シャオチエ選手(台湾、世界8位)を相手に、いずれもファイナルゲームに持ち込む健闘を見せた
日本人対決となった男子シングルスの佐々木翔対坂井一将と女子シングルスの佐藤冴香対三谷美菜津の試合は、それぞれ実力と経験で勝る佐々木選手と佐藤選手に軍配が上がった
準々決勝の各種目対戦カードは以下の通り。GPゴールドで得られるランキングポイントは上位大会であるスーパーシリーズ(SS)プレミアやSSに比べて低く設定されており、ロンドン五輪出場を目指す選手は、今大会で少なくともベスト4を確保しておきたいところ。GPゴールド・ベスト4のポイントは4,900。これはSSプレミアのベスト16(4,320)、SSのベスト8(5,040)にほぼ匹敵する
【男子シングルス】 タウフィック・ヒダヤット(インドネシア、世界4位)対マーク・ツイブラー(ドイツ、世界17位)、ブーンサック・ポンサナ(タイ、世界10位)対佐々木翔(世界15位)、グエン・ティエンミン(ベトナム、世界9位)対バオ・チュンライ(中国、世界11位)、ケビン・コルドン(グアテマラ、世界44位)対スエ・スアンイ(台湾、世界45位)
【女子シングルス】 チェン・シャオチエ(台湾、世界8位)対佐藤冴香(世界19位)、ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、世界11位)対廣瀬栄理子(世界17位)、リ・シュエリ(中国、世界12位)対ラッチャノク・インタノン(タイ、世界14位)、ルー・ラン(中国、世界23位)対タイ・ツーイン(台湾、世界24位)
【男子ダブルス】 平田典靖・橋本博且組(世界10位)対チェン・フンリン/リン・ユーラン組(台湾、世界18位)、早川賢一・遠藤大由組(世界12位)対イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン組(韓国)、インゴ・キンダーバーター/ヨハネス・ショットラー(ドイツ、世界13位)対トニー・グナワン/ハワード・バック組(米国、世界17位)、佐藤翔治・川前直樹組(世界14位)対グレン・ワーフ/ロス・スミス組(オーストラリア、世界69位)
【女子ダブルス】 チェン・ウェンシン/チエン・ユーチン組(台湾、世界2位)対チェンプーン・ロクヤン/ツェ・インシュー組(香港、世界13位)、末綱聡子・前田美順組(世界3位)対クンチャラ・ウォラビチッチャイクン/ドゥアンアノン・アルンゲーソン組(タイ、世界9位)、松尾静香・内藤真実組(世界5位)対キム・ミンジュン/ハ・ジュンユン組(韓国、世界6位)、ジュン・キュンユン/キム・ハナ組(韓国、世界31位)対ルオ・イン/ルオ・ユー組(中国、世界58位)
【混合ダブルス】 スッケー・プラパカモン/サラリー・トウントンカム組(タイ、世界3位)対チェン・フンリン/チェン・ウェンシン組(台湾、世界6位)、リー・シェンム/チエン・ユーチン組(台湾、世界9位)対池田信太郎・潮田玲子組(世界16位)、佐藤翔治・松尾静香組(世界36位)対コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国)、イ・ヨンデ/ハ・ジュンユン(韓国、世界64位)対チウ・ツィーハン/バオ・イーシン(中国、世界191位)