来年のロンドン五輪出場枠獲得に向けたオリンピックレースの初戦、マレーシアオープングランプリ(GP)ゴールドの本戦がきょう4日、スタートした ホスト国(英国)枠や大陸枠など特別に設けられる出場枠を除けば、今大会から1年間続くサバイバルレースを勝ち抜き、積み重ねたポイントを基に発表される来年5月3日の世界ランキングで上位に名を連ねた選手のみが五輪出場資格を得る また、同一国・地域の選手が複数、ランク上位を占めると、その国・地域にはシングルスで最大3人、ダブルスで最大2組の出場枠が付与される。そのため、オリンピックレースは個々の選手の戦いであると同時に、五輪でのメダル獲得を狙う国・地域間のチーム戦とも言える
Month: May 2011
Japanese Men grab SS title for the first time
インドオープンスーパーシリーズ(SS)決勝、男子ダブルスの平田典靖・橋本博且組(世界ランク10位)は、インドネシアの若手アンガ・プラタマ/サプトラ・ライアン・アグン組(世界45位)に対し、第1、第2ゲームともに一度もリードを許すことなく、21-17,21-9で完勝。日本の男子選手として初めてSSで優勝を飾った。これまでSSの決勝に進んだ日本選手は、昨年3月の全英オープンSS(当時)で準優勝した男子シングルスの田児賢一選手のみ 平田・橋本組は年初より、国際大会でベスト8に残れない状態が続いていた。しかし4月のオーストラリアオープングランプリ(GP)ゴールドでベスト4入りを果たすと、同じ月に中国・成都で行われたアジア選手権で北京五輪金メダリスト、マルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン組(インドネシア)や中国のチャイ・ビャオ/グオ・ツェンドン組などを破って準優勝となり、自信を付けてインドに乗り込んでいた 今後は、ロンドン五輪出場枠獲得を目指し、オリンピックレースで世界ランクの引き上げを狙う
Qingdao still champion in China SuperLeague
中国バドミントンスーパーリーグ(CBSL)の最終2試合、第2節第6戦と第7戦が4月28日と30日に行われ、勝ち数では湖南(湖南湘财证券羽毛球俱乐部)がリードしたものの、規定により、ディフェンディングチャンピオンの青島(青岛啤酒羽毛球俱乐部)がタイトルを守った 全14戦の勝ち数のみで見た順位は 1位:湖南(10勝)、2位:青島、湖北、八一(9勝)、5位:浙江(8勝)、6位:広州(7勝)、7位:江蘇(3勝)、8位:上海(1勝) しかし、公式ホームページ〈http://sports.qq.com/zt2010/yuchao/index.htm〉によると、最終順位は、第1節と第2節のそれぞれの成績に応じて確定する仕組みで、湖南は第1節、第2節ともに2位で、第1節1位、第2節4位の青島を上回ることはできなかったという。3位には第2節で1位になったリン・ダン選手を擁する八一が入った