マレーシアオープングランプリ(GP)ゴールド準々決勝、男子シングルスの佐々木翔選手(世界ランク17位)が、格上の韓国パク・ソンファン選手(世界9位)を逆転で下し、ベスト4入りを果たした 第1ゲームを12-21で失い苦しい出だしとなるも、第2ゲームは一方的な展開で21-8と奪い返すと、続くファイナルゲームも優位に試合を運び21-14で勝ち、またしても世界トップ10の1人を下した。佐々木選手は前日のチェン・ジン選手(中国、世界7位)のほか、4月以降、オーストラリアオープンGPゴールド、アジア選手権、インドオープンスーパーシリーズ(SS)の3大会で世界ランク上位の選手を相次いでフルゲームの末に破っており、オリンピックレース初戦の今大会でもその粘り強さを証明している あすの準決勝では、世界1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)に挑む。両選手の対戦は2008年のジャパンオープンSS以来となる
Day: May 6, 2011
Last 4 in GP Gold should be target
マレーシアオープングランプリ(GP)ゴールド、男子シングルス3回戦とその他種目の2回戦を終え、ベスト8が出揃った ロンドン五輪出場枠獲得のための世界ランク引き上げにつながるポイントを得るにはここからが正念場。GPゴールドのベスト8に与えられるのは3,850ポイント。これは1ランク上の大会、スーパーシリーズ(SS)のベスト16(3,600ポイント)に匹敵する。ただ、今年から新設されたさらに上のSSプレミアではベスト16(4,320ポイント)を下回る ロンドン五輪を目指す個々の選手にとって、出場枠確保の1つの目安となる世界ランク16位内維持を狙うには、SSプレミアのベスト16のポイントを上回っておきたいところ。GPゴールドではベスト4(4,900ポイント)がそのターゲットとなる 日本選手でベスト8入りを果たしたのは、