Meaningful Victory at beginning of Race

マレーシアオープングランプリ(GP)ゴールド決勝、末綱聡子・前田美順組(世界ランク3位)と松尾静香・内藤真実組(世界8位)の日本勢対決は、末綱・前田組が一度もリードを許すことなく21-18,21-13で快勝。2週連続優勝を果たすとともに、オリンピックレース初戦で優勝という最高のスタートを切った 世界バドミントン連盟(BWF)のデータベースによると、両ペアの国際舞台での対戦は過去2回。2010年10月のデンマークオープンスーパーシリーズ(SS)決勝では末綱・前田組、2011年3月のドイツオープンGPゴールド準々決勝では松尾・内藤組に軍配が上がっていた 末綱・前田組はここまで、GPグランプリ以上の大会で下記の成績を収めている

One step closer to 2nd Gold

マレーシアオープングランプリ(GP)ゴールド準決勝、女子ダブルスの松尾静香・内藤真実組が中国のルオ・イン/ルオ・ユ組をストレートで下し、決勝に進出した 第1ゲームは一方的に点差を広げ21-10で圧勝。第2ゲームは逆にリードを許し8-11で折り返すが、16-16で追いつくと一気に逆転し21-19で勝利した 第1シードの末綱聡子・前田美順組(世界3位)の対戦相手は、前週のインドオープンスーパーシリーズ(SS)準決勝と同じ、インドネシアのグレイシア・ポリー/メイリアナ・ジャウハリ組。世界6位にランクを上げたインドネシアペアはリベンジを狙ったが、地力で勝る末綱・前田組が21-19,21-16で返り討ちにした これで女子ダブルス決勝は前週のインドオープンSSに続き日本勢同士の対戦となった。末綱・前田組は2週連続優勝、松尾・内藤組は4月のオーストラリアオープンに続くGPゴールド2勝目を狙う

Sho upsets one of Top10s again

マレーシアオープングランプリ(GP)ゴールド準々決勝、男子シングルスの佐々木翔選手(世界ランク17位)が、格上の韓国パク・ソンファン選手(世界9位)を逆転で下し、ベスト4入りを果たした 第1ゲームを12-21で失い苦しい出だしとなるも、第2ゲームは一方的な展開で21-8と奪い返すと、続くファイナルゲームも優位に試合を運び21-14で勝ち、またしても世界トップ10の1人を下した。佐々木選手は前日のチェン・ジン選手(中国、世界7位)のほか、4月以降、オーストラリアオープンGPゴールド、アジア選手権、インドオープンスーパーシリーズ(SS)の3大会で世界ランク上位の選手を相次いでフルゲームの末に破っており、オリンピックレース初戦の今大会でもその粘り強さを証明している あすの準決勝では、世界1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)に挑む。両選手の対戦は2008年のジャパンオープンSS以来となる

Last 4 in GP Gold should be target

マレーシアオープングランプリ(GP)ゴールド、男子シングルス3回戦とその他種目の2回戦を終え、ベスト8が出揃った ロンドン五輪出場枠獲得のための世界ランク引き上げにつながるポイントを得るにはここからが正念場。GPゴールドのベスト8に与えられるのは3,850ポイント。これは1ランク上の大会、スーパーシリーズ(SS)のベスト16(3,600ポイント)に匹敵する。ただ、今年から新設されたさらに上のSSプレミアではベスト16(4,320ポイント)を下回る ロンドン五輪を目指す個々の選手にとって、出場枠確保の1つの目安となる世界ランク16位内維持を狙うには、SSプレミアのベスト16のポイントを上回っておきたいところ。GPゴールドではベスト4(4,900ポイント)がそのターゲットとなる 日本選手でベスト8入りを果たしたのは、

Eligible Players for World Championships

ロンドン五輪の前哨戦とも位置付けられる、8月に五輪会場ウェンブリーアリーナで開催される世界選手権。その出場資格を得た選手が発表された 世界バドミントン連盟(BWF)が4月28日付世界ランキングを基に選出した日本選手は以下の通り 【男子シングルス】 佐々木翔選手(世界15位)、田児賢一選手(同25位) 【女子シングルス】 廣瀬栄理子選手(14位)、佐藤冴香選手(22位) 【男子ダブルス】 平田・橋本組(10位)、早川・遠藤組(14位)、佐藤・川前組(15位) 【女子ダブルス】 末綱・前田組(3位)、藤井・垣岩組(4位)、松尾・内藤組(7位) 【混合ダブルス】 池田・潮田組(16位)、橋本・藤井組(35位) 正式な出場選手のリストは、各国・地域のバドミントン協会が5月12日までに各選手の出場の可否確認を行い、その結果を踏まえて調整が加えられた上で確定する 五輪に並ぶ最上位大会である世界選手権への出場資格は、各国・地域に種目ごとで最大4枠まで与えられる。複数枠獲得の条件は、