世界ジュニア選手権男女混合団体戦は11日、決勝を行い、前日、日本を3対2で降した中国が、昨年準決勝で敗れたインドネシアに勝利し、2年ぶり9度目のタイトルを手にした。インドネシアは2年連続の準優勝。今年は3位決定戦が行われず、日本は2012年千葉大会の銀メダル、13年バンコク大会の銅メダル(4位)に続き、14年アロースター大会銅メダル(3位タイ)と、3年連続でメダルを確保した

大会会場に姿を見せた中国チームのヘッドコーチ、リ・ヨンボ氏のアドバイスも受けながら戦った中国は、試合全体のカギを握る第1種目の混合ダブルスをファイナルゲームの末に奪うと、次の男子シングルス、男子ダブルスと続けて取り、初優勝を狙ったインドネシアを3対0で退けた。団体戦が男女混合になった2000年以降、優勝の栄冠を手にしたのは、中国(2000,02,04,07,08,09,10,12,14年※06年までは隔年開催)のほか、韓国(06,13年)とマレーシア(11年)の3カ国のみ
決勝の結果
◆中国3-0インドネシア
【混合ダブルス】 ホワン・カイシアン/チェン・チンチェン(世界ジュニア1位)〈21-14,17-21,21-17〉ムハンマド・リアン・アルディアント/ロシタ・エカ・プトリサリ(世界ジュニア50位/―位)
【男子シングルス】 シー・ユーチ(世界ジュニア2位)〈21-19,22-20〉クリスティ・ジョナタン(世界ジュニア1位)
【男子ダブルス】 ホワン・カイシアン/ツェン・シウェイ(世界ジュニア1位/2位)〈20-22,21-12,21-18〉ヘンドリク・クダマサ・クリントン/ムハンマド・リアン・アルディアント(世界ジュニア29位)
【女子シングルス】 ホー・ビンジャオ(世界ジュニア3位)〈打ち切り〉ルセリ・ハルタワン(世界ジュニア23位)
【女子ダブルス】 ジア・イーファン/チェン・チンチェン(世界ジュニア1位/2位)〈打ち切り〉ロシタ・エカ・プトリサリ/ラハユ・アプリアニ(世界ジュニア3位/101位)
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この日、決勝以外に行われた順位決定戦の結果は以下の通り
◆順位決定戦(5~6位):韓国3-0マレーシア
◆順位決定戦(7~8位):香港0-3台湾
◆順位決定戦(9~10位):シンガポール2-3デンマーク
◆順位決定戦(11~12位):ドイツ3-2ベトナム
◆順位決定戦(13~14位):ロシア0-3インド
◆順位決定戦(15~16位):フィリピン3-2スペイン
◆順位決定戦(17~18位):オランダ0-3英国
◆順位決定戦(19~20位):カナダ3-0米国
今大会に出場した33カ国・地域の最終順位(確定)
【1位】中国【2位】インドネシア【3位】日本、タイ
【5位】韓国【6位】マレーシア【7位】台湾【8位】香港【9位】デンマーク【10位】シンガポール【11位】ドイツ【12位】ベトナム
【13位】インド【14位】ロシア【15位】フィリピン【16位】スペイン【17位】英国【18位】オランダ【19位】カナダ【20位】米国
【21位】フランス【22位】ブルガリア【23位】オーストラリア【24位】ボツワナ【25位】スリランカ【26位】スロベニア【27位】エジプト【28位】南アフリカ
【29位】チェコ【30位】ウズベキスタン【31位】アルメニア【32位】モンゴル【33位】マカオ
※アフガニスタンとザンビアは棄権