SETIAWAN/AHSAN takes back Indonesian pride

Nation's Pride
Mohammad AHSAN / Hendra SETIAWAN made everybody in the stadium proud of being Indonesian

インドネシアオープンSSプレミア決勝、バドミントン王国復権を目指し組織改編と変革を進めるインドネシアの今大会最後の希望、男子ダブルスのヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン組が、世界ランク1位の韓国ペアを破って優勝。自国開催の大会で、2006年を最後に獲得できずにいた男子ダブルスのタイトル奪取に成功した

1月のマレーシアオープンSS決勝と同じ顔合わせとなったこの試合、ホスト国インドネシア唯一の勝ち残り、セティアワン/アーサン組が、リベンジを狙った韓国イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン組を返り討ちにし、会場の中と外で試合を見守っていた観衆とバドミントン関係者を歓喜の渦に巻き込んだ。セティアワン、アーサン両選手は試合後、「疲労はピークに達していたが声援が後押ししてくれた」と観衆への感謝を述べた

Juliane v Xuerui
Xuerui (R) embraced Juliane on the podium

女子シングルスは昨年、決勝でインドのサイナ・ネワル選手に敗れ準優勝に終わった中国リ・シュエリ選手(世界ランク1位)と、そのネワル選手を破って勝ち上がったドイツのユリアン・シェンク選手(世界3位)が対戦。リ選手が第1ゲームを先取するが、シェンク選手が第2ゲームを取り返し、迎えたファイナルゲームはリ選手のリードで進む。シェンク選手は、終盤1点差まで追い上げたが結局届かず、昨年決勝で涙を飲んだリ選手が、1時間を越える接戦を制し、表彰台の最も高い所に立った

両選手は試合後、別々に記者会見に応じ、高いレベルの試合を見せられたと述べるとともに、互いに相手の健闘を讃えあった

LEE ChongWei
ChongWei bites Gold with his rival/friend Taufik

男子シングルスは、この大会過去4度(2007、09,10,11年)の優勝実績を持つ、世界1位のマレーシア、リー・チョンウェイ選手が、初のタイトル獲得に挑むドイツのマーク・ツイブラー選手の挑戦を受けた。試合当日の朝食時、BadPaL に対し、「ベストを尽くすだけ」と謙虚に語っていたリー選手だったが、ツイブラー選手との実力差は明らか。つけいるすきを与えず快勝し、出場を回避した昨年失ったタイトルを取り戻し、通算5勝目を挙げた

ツイブラー選手は、「持っているものをすべて出したが、それでもチョンウェイの方が強かった」と、あらためて世界1位の強さを認めた

XD Final
Chinese pair has never lost to Danish in 2013 yet

混合ダブルスで決勝のコートに立ったのは、世界トップ4ペアがそろった準決勝を勝ち抜けた世界2位の中国ツァン・ナン/ツァオ・ユン レイ組と、同4位のデンマーク、ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリス ティナ・ペダーセン

6勝6敗という過去の対戦成績が物語る通り、この日も第1ゲームが24-22、第2ゲームが20-22とまったく互角の試合を展開する。しかしファイナルゲームは、今年に入り、1月の韓国オープンSSプレミア、5月の男女混合国・地域別対抗戦スディルマン杯と2連勝中の中国ペアがリードを広げる。デンマークペアも中盤2点差まで追いすがるが、その後は中国ペアが次々と点数を重ねていき、21-12で振り切った

CHENG Shu-BAO Yixin
New champion : CHENG Shu / BAO Yixin

中国ペア同士の対戦となった女子ダブルス決勝を制したのは、新たに結成されたチェン・シュウ/バオ・イーシン組。2回戦で前田美順・垣岩令佳組を退け、準決勝ではロンドン五輪金メダルのツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組、決勝では3連覇を狙った世界1位のユー・ヤン/ワン・シャオリ組を倒し、バドミントンの5大大会、SSプレミア初制覇を成し遂げた

バオ選手は2011年、ツォン・チエンシン選手とのペアで、ジャパンオープンSS初参戦で初優勝を飾った

決勝の結果

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)〈21-15,21-14〉マーク・ツイブラー(ドイツ、世界22位)

【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界1位)〈21-16,18-21,21-17〉ユリアン・シェンク(ドイツ、世界3位)

【男子ダブルス】 イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン(韓国、世界 1位)〈14-21,18-21〉ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界13位)

【女子ダブルス】 ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、世界1位)〈21-15,18-21,18-21〉チェン・シュウ/バオ・イーシン(中国)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユン レイ(中国、世界2位)〈24-22,20-22,21-12〉ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリス ティナ・ペダーセン(デンマーク、世界4位)

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