インドネシアオープンSSプレミア3日目、前日に続き残り3種目の1回戦が行われ、日本勢は男子シングルス3人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組が2回戦に進んだ。とりわけ予選勝ち上がりの坂井一将選手、園田啓悟・嘉村健士組、前田美順・垣岩令佳組がいずれも格上の相手を倒して1回戦を突破。試合会場の風向きや雰囲気に早くアジャストできるかどうかが勝利につながるカギであることを証明した また、3月の全英オープンSSプレミア以来の国際大会出場となる佐々木翔選手が3カ月ぶりの国際舞台でどのような試合をするか注目されたが、体の切れが良く、第1、2ゲームともにインドのエース、世界ランク10位のカシャップ・パルパリ選手をまったく寄せ付けず、完勝した。逆に乗り切れなかったのが田児賢一選手。小柄な体ながら、どんな状況にもあきらめず全力で向かっていくプレースタイルでインドネシア国内のみならず各国・地域に広範なファンを持つ実力者、アラムシャ・ユヌス選手に「田児はスピードがなかった」と指摘されるなど精彩を欠き、今大会本戦に臨んだ日本のシングルス勢の中で唯一の1回戦負けとなった