インドオープンＳＳ準決勝、男子シングルスで田児賢一選手が、今大会、初戦の上田拓馬選手をはじめ世界ランク上位を倒して勝ち上がってきた地元インドのアナンド・パワル選手をストレートで下し、昨年１月のマレーシアオープン以来となるＳＳ決勝進出を決めた
決勝の相手は、世界ランク１位のマレーシア、リー・チョンウェイ選手。2009年スイスオープンＳＳ（当時）で初めて対戦してからこれまで、12戦していまだ勝ち星なし。ＳＳ決勝でぶつかるのは◆2010年全英オープンＳＳ（当時、19-21,19-21）◆2011年フレンチオープンＳＳ（16-21,11-21）◆2012年マレーシアオープンＳＳ（6-21,13-21）――に続いて４度目となる
女子ダブルスでは、今大会第１シードの高橋礼華・松友美佐紀組との同国対決を制した末綱聡子・前田美順組が、2011年に続くインドオープンＳＳのタイトル獲得に挑む。決勝の相手は第２シードのデンマーク、クリスティナ・ペダーセン／カミラ・リタ・ユール組。これまでの対戦成績は２勝３敗で１つ負け越しているが、ロンドン五輪を含む直近の２試合は末綱・前田組が勝っている
混合ダブルスでは、韓国の新しいペア、コ・ソンヒョン／キム・ハナ組が、ロンドン五輪金メダルの中国ペアを倒して優勝した前週のアジア選手権に続いて、世界２位のインドネシア、タントウィ・アーマド／リリアナ・ナッチル組を相手にＳＳ初優勝を狙う。コ・ソンヒョン選手は、イ・ヨンデ選手と組む男子ダブルスでも２週連続優勝に王手をかけている
準決勝の結果
【男子シングルス】
リー・チョンウェイ（マレーシア、世界１位）〈21-11,18-21,21-8〉ブーンサック・ポンサナ（タイ、世界11位）
田児賢一（世界９位）〈21-16,21-11〉アナンド・パワル（インド、世界53位）
【女子シングルス】
ラッチャノク・インタノン（タイ、世界６位）〈21-12,21-6〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ（インド、世界15位）
ユリアン・シェンク（ドイツ、世界４位）〈21-18,21-18〉アプリラ・ユスワンダリ（インドネシア、世界25位）
【男子ダブルス】
リュウ・シャオロン／チュウ・ツィハン（中国、世界８位）〈22-20,21-19〉ライアン・アグン・サプトラ／アンガ・プラタマ（インドネシア、世界11位）
イ・ヨンデ／コ・ソンヒョン（韓国、世界３位）〈21-11,21-13〉キム・ギジョン／キム・サラン（韓国、世界５位）
【女子ダブルス】
高橋礼華・松友美佐紀（世界２位）〈16-21,14-21〉末綱聡子・前田美順（世界10位）
クリスティナ・ペダーセン／カミラ・リタ・ユール（デンマーク、世界４位）〈21-18,21-12〉チャン・イエナ／キム・ソヨン（韓国、世界234位）
【混合ダブルス】
タントウィ・アーマド／リリアナ・ナッチル（インドネシア、世界２位）〈21-5,21-10〉ロベルト・マティウシアク／ナディエズダ・ジーバ（ポーランド、世界10位）
クリス・アドコック／ガブリエル・ホワイト（イングランド、世界35位）〈14-21,21-12,17-21〉コ・ソンヒョン／キム・ハナ（韓国、世界135位）
決勝の対戦カード
【男子シングルス】 リー・チョンウェイ（マレーシア、世界１位）対田児賢一（世界９位）
【女子シングルス】 ユリアン・シェンク（ドイツ、世界４位）対ラッチャノク・インタノン（タイ、世界６位）
【男子ダブルス】 イ・ヨンデ／コ・ソンヒョン（韓国、世界３位）対リュウ・シャオロン／チュウ・ツィハン（中国、世界８位）
【女子ダブルス】 クリスティナ・ペダーセン／カミラ・リタ・ユール（デンマーク、世界４位）対末綱聡子・前田美順（世界10位）
【混合ダブルス】 タントウィ・アーマド／リリアナ・ナッチル（インドネシア、世界２位）対コ・ソンヒョン／キム・ハナ（韓国、世界135位）
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