世界バドミントン連盟(BWF)は26日、4月25日付世界ランキングを基に、8月に中国・広州で開催される世界選手権の出場資格を得た選手のリストを発表した
各国・地域に与えられる出場資格は種目ごとで最大4枠まで。複数枠獲得の条件は、◆世界ランク1~8位に4人または4組以上入れば4 枠◆世界ランク24位までに3人または3組以上入れば3枠◆世界ランク150位までに2人または2組以上入れば2枠――。日本はこの時点において、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスで3枠ずつ、男子ダブルスと混合ダブルスで2枠ずつ得ている
25日付世界ランキングにより出場資格を得た日本選手は以下の通り
【男子シングルス】 田児賢一選手(世界9位)、佐々木翔選手(同15位)、上田拓馬選手(19位)
【女子シングルス】 三谷美菜津選手(10位)、 廣瀬栄理子選手(11位)、高橋沙也加選手(18位)
【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由組(4位)、平田典靖・橋本博且組(12位)
【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀組(2位)、松尾静香・内藤真実組(3位※)、末綱聡子・前田美順組(10位)
【混合ダブルス】 早川賢一・松友美佐紀組(16位)、平田典靖・前田美順組(55位※)
ただ、実際に世界選手権に出場する選手は必ずしもこのリスト通りではなく、ここから資格獲得選手の出場意思確認、各国・地域のバドミントン協会の承認などの選考過程に入る。また、既にペアを解消(※)していたり、ケガなどによる辞退者が出た場合には、国・地域別出場枠の制限によりリザーブに回っている選手の中から繰り上げ出場もあり得る
さらにホスト国の中国とBWFにはそれぞれ、ワイルドカード(特別出場枠)を行使する権利が認められている
BWFは上記過程を経て、5月16日に、辞退者が出た場合に新たに招へいする選手を加えた第2次リストを発表し、再度、各国・地域バドミントン協会への確認作業を行った上で、6月3日までに繰り上げ出場となるリザーブ選手も確定する予定だ