Only Sho and Sayaka survive to Finals

USオープンGPゴールド、日本からシングルス3人、ダブルス5組が準決勝に臨んだが、決勝に駒を進めたのは男子シングルスの佐々木翔選手と女子シングルスの佐藤冴香選手のみとなった

女子シングルスの佐藤選手は、タイ期待の16歳、ラッチャノク・インタノン選手と対戦。佐藤選手にとって、これまで2戦2敗と相性の良い相手ではなかったが、前日、台湾のエース、チェン・シャオチエ選手(世界8位)に競り勝った勢いもあってか、連日のファイナルゲームとなるも見事にこれを制し、決勝進出を決めた

決勝では、今大会、2回戦で後藤愛(世界21位)、準々決勝で中国のルー・ラン(世界23位)、準決勝で廣瀬栄理子(世界17位)と、実力と経験を兼ね備えた格上の選手を次々破って勝ち上がってきた台湾の17歳、タイ・ツーイン選手(世界24位)とGPゴールドの初タイトルを争う

男子シングルスの佐々木選手は、格下の台湾シュエ・シュアンイ選手と対峙し、第1ゲームは一度もリードを許すことなく21-15で先取。続く第2ゲームは逆に先行される形で試合が進み、先に19-20とゲームポイントを握られるが、ここから着実に得点を重ね、22-20で逆転勝ちした

決勝は、4月のオーストラリアオープンに続くGPゴールド優勝をかけ、ベトナムのグエン・ティエンミン選手(世界9位)に挑む。佐々木選手はグエン選手に対し、今年1月まで4戦全敗だったが、優勝した4月のオーストラリアオープンでフルゲーム(21-19,7-21,21-18)の末に初勝利を挙げている

各種目準決勝の結果

【男子シングルス】 グエン・ティエンミン(ベトナム、世界9位)〈20-22,21-13,21-18〉マーク・ツイブラー(ドイツ、世界17位)、佐々木翔(世界15位)〈21-15,22-20〉シュエ・シュアンイ(台湾、世界45位)

【女子シングルス】 佐藤冴香(世界19位)〈21-14,13-21,21-15〉ラチャノック・インタノン(タイ、世界14位)タイ・ツーイン(台湾、世界24位)〈21-10,21-19〉廣瀬栄理子(世界17位)

【男子ダブルス】 トニー・グナワン/ハワード・バック組(米国、世界17位)〈14-21,21-19,21-14〉平田典靖・橋本博且組(世界10位)、イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン組(韓国)〈21-16,21-6〉佐藤翔治・川前直樹組(世界14位)

【女子ダブルス】 ジュン・キュンユン/キム・ハナ組(韓国、世界31位)〈18-21,21-17,21-19〉チェン・ウェンシン/チエン・ユーチン組(台湾、世界2位)、末綱聡子・前田美順組(世界3位)対キム・ミンジュン/ハ・ジュンユン組(韓国、世界6位)

【混合ダブルス】 チェン・フンリン/チェン・ウェンシン組(台湾、世界6位)〈21-18,21-18〉佐藤翔治・松尾静香組(世界36位)、イ・ヨンデ/ハ・ジュンユン(韓国、世界64位)〈21-13,21-15〉池田信太郎・潮田玲子組(世界16位)

 

決勝の対戦カードは以下の通り。決勝に進出した選手(シングル4人、ダブルス6組)の数を国・地域別で比較すると、準決勝までは最多だった日本(シングルス2人)に代わって、韓国(ダブルス4組)がトップに立っている

【男子シングルス】 グエン・ティエンミン(ベトナム、世界9位)対佐々木翔(世界15位)

【女子シングルス】 佐藤冴香(世界19位)対タイ・ツーイン(台湾、世界24位)

【男子ダブルス】 トニー・グナワン/ハワード・バック組(米国、世界17位)対イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン組(韓国)

【女子ダブルス】 キム・ミンジュン/ハ・ジュンユン組(韓国、世界6位)対ジュン・キュンユン/キム・ハナ組(韓国、世界31位)

【混合ダブルス】 チェン・フンリン/チェン・ウェンシン組(台湾、世界6位)対イ・ヨンデ/ハ・ジュンユン(韓国、世界64位)

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