世界ジュニア選手権男女混合団体戦準々決勝、日本は台湾に思わぬ苦戦を強いられた。２月に行われたアジアジュニア選手権の男子シングルスで準優勝した常山幹太選手と、昨年の世界ジュニアと今年のアジアジュニアで女子シングルスの頂点に立った山口茜選手のポイントゲッター２人が敗れる大誤算。しかし、ダブルス３組がいずれも接戦を勝ち抜き、エースの不調を全員でカバーする総合力で薄氷の勝利をつかんだ
日本は、2012年の千葉大会２位、13年のタイ・バンコク大会４位ときており、３年連続のベスト４入り。あすの準決勝では２年ぶりに決勝のコートに立つべく、２月のアジアジュニアを制した強豪、中国に挑む
この日はまた、ディフェンディングチャンピオンで今大会第１シードの韓国が、女子シングルスにシニア大会で活躍するブサナン・ウンブンルンパン選手を擁するタイに０対３で敗れる波乱があった
準々決勝の結果
◆日本３－２台湾
【混合ダブルス】 渡辺勇大・東野有紗（世界ジュニア217位／63位）〈21-15,22-20〉リー・チアハン／チャン・チンフイ（世界ジュニア88位／23位）
【男子シングルス】 常山幹太（世界ジュニア21位）〈21-15,12-21,15-21〉ライ・ユーフア（世界ジュニア56位）
【男子ダブルス】 三橋健也・渡辺勇大（世界ジュニア103位）〈21-15,17-21,21-18〉ヤン・ミンツェ／ポ・リウェイ（世界ジュニア98位）
【女子シングルス】 山口茜（世界ジュニア１位）〈15-21,11-21〉リー・チアシン（世界ジュニア43位）
【女子ダブルス】 永原和可那・志田千陽（世界ジュニア53位／326位）〈16-21,21-16,21-10〉チャン・チンフイ／チャン・シンティエン（世界ジュニア27位）
◆韓国０－３タイ
◆インドネシア３－０香港
◆中国３－１マレーシア
この結果、準々決勝に勝利した４カ国・地域のうち、タイとインドネシア、日本と中国が準決勝で戦う。一方、敗れた４カ国・地域は５～８位の順位決定戦に回り、韓国と香港、台湾とマレーシアが対戦する
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準々決勝に進めなかったチームは、それぞれ順位決定戦に臨んだ
◆順位決定戦（９～16位）の結果
シンガポール（Ｗ１・２位）３－０ロシア（Ｗ２・２位）
ドイツ（Ｘ１・２位）３－０フィリピン（Ｘ２・２位）
スペイン（Ｙ１・２位）０－３デンマーク（Ｙ２・２位）
ベトナム（Ｚ１・２位）３－０インド（Ｚ２・２位）
◆順位決定戦（17～24位）の結果
ボツワナ（Ｗ１・３位）０－３オランダ（グループＷ２・３位）
カナダ（Ｘ１・３位）３－１ブルガリア（Ｘ２・３位）
フランス（Ｙ１・３位）２－３英国（17～20位）
米国（Ｚ１・３位）３－２オーストラリア（Ｚ２・３位）
◆順位決定戦（25～32位）の結果
モンゴル（Ｗ１・４位）０－３南アフリカ（グループＷ２・４位）
スリランカ（Ｘ１・４位）３－０チェコ（Ｘ２・４位）
アルメニア（Ｙ１・４位）１－３エジプト（Ｙ２・４位）
スロベニア（Ｚ１・４位）３－０ウズベキスタン（Ｚ２・４位）
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あすも引き続き、以下の通り順位決定戦が行われる
◆順位決定戦（９～12位）：シンガポール対ドイツ、デンマーク対ベトナム
◆順位決定戦（13～16位）：ロシア対フィリピン、スペイン対インド
◆順位決定戦（17～20位）：オランダ対カナダ、英国対米国
◆順位決定戦（21～24位）：ボツワナ対ブルガリア、フランス対オーストラリア
◆順位決定戦（25～28位）：南アフリカ対スリランカ、エジプト対スロベニア
◆順位決定戦（29～32位）：モンゴル対チェコ、アルメニア対ウズベキスタン
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