フレンチオープンSS決勝、男子シングルスの田児賢一選手が、過去7戦してまだ1度も勝ったことがない世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)に挑んだが、ストレートで敗れ、準優勝に終わった

ただ上位大会であるSSの準優勝で得られるランキングポイント7,800点は、田児選手にとって今年獲得した最高のポイントで、現在の世界ランク19位の引き上げにつながることが期待される。田児選手は世界16位以内に入れば、現在、世界7位の佐々木翔選手とともに、ロンドン五輪出場権を確保できる
一方、ほかの4種目は、いずれも前週のデンマークオープンSSプレミアの勝者が2週連続優勝を果たす結果となった
各種目決勝の結果
【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)〈21-16,21-11〉田児賢一(世界19位)
【女子シングルス】 ワン・シン(中国、世界3位)〈21-15,21-19〉リ・シュエリ(中国、世界14位)
【男子ダブルス】 カイ・ユン/フー・ハイファン組(中国、世界1位)〈21-14,15-21,11-21〉チョン・ジェソン/イ・ヨンデ組(韓国、世界2位)
【女子ダブルス】 ユー・ヤン/ワン・シャオリ組(中国、世界1位)〈26-24,21-15〉ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組(中国、世界2位)
【混 合ダブルス】 シュー・チェン/マー・ジン組(中国、世界2位)〈17-21,14-21〉ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン組(デンマーク、世界3位)