Last day for Local Hero : ChongWei sends Peter home

デンマークオープンSSプレミア準決勝、デンマークの男子シングルス界を長年けん引してきたベテラン、ピーター・ゲード選手にとって、この日が自国開催の上位国際大会での最後のプレーとなった。現在34歳の同選手は、来年7~8月に開催されるロンドン五輪を最後に現役から退く 準決勝の対戦相手、世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)とは今年だけで、◆1月の台湾SSファイナル決勝◆5月のインドオープンSS決勝◆6月のインドネシアオープンSSプレミア決勝◆9月のジャパンオープンSS準決勝――で顔を合わせ、いずれも敗れている。試合前日には自ら、デンマークオープンでの最後の試合になる可能性を認め、地元ファンらに「応援で力を貸してほしい」と呼び掛けていた

Sho proves his strength again reaching Semi of SS Premier

デンマークオープンSSプレミア準々決勝、男子シングルスの佐々木翔選手は前日に続いてファイナルゲームまでもつれるも、終盤は貫禄さえ感じさせる試合運びでこれを制し、日本勢で唯一、準決勝に勝ち進んだ この結果、中国のリン・ダン、チェン・ジン両選手を連破した6月のインドネシアオープンSSプレミア時と同じ、ランキングポイント7,700点を確保。準決勝で初めての対戦となる中国3強の一角、チェン・ロン選手(世界3位)を倒せば、SSプレミア決勝という未踏の領域に踏み込むことになる 佐々木選手はこれまで、現在世界のトップを占める選手に対し、◆対リー・チョンウェイ選手(マレーシア、世界1位)0勝3敗◆対リン・ダン選手(世界2位)1勝6敗◆対ピーター・ゲード選手(デンマーク、世界4位)0勝6敗――とまったく歯が立たなかった。しかし今年に入り、下位選手に対する取りこぼしを減らすとともに、上位選手への対策を練り上げることで世界ランクを1ケタ台まで引き上げ、その差を徐々に埋めつつある