世界ジュニア選手権、男女混合国・地域別対抗戦の最終日、マレーシアと韓国が決勝に臨み、マレーシアが3対0で勝ち、この大会で初めて金メダルを獲得した。これまでは、2009年の銀メダルが最高成績だった
マレーシアは、1番手に登場した男子シングルスのエース、ズルファドリ・ズルキフリ選手が、韓国のイ・ホンジェ選手に17-21,21-11,21-14で競り勝つと、その余勢をかって続く女子シングルス、男子ダブルスを連取。2種目を残して優勝を決めた
この結果、世界ジュニア選手権団体戦の国・地域別の優勝回数は、中国7回、韓国1回(2006年)、マレーシア1回となった。なお台湾で開催された今大会、中国は初めて出場を回避した
一方、3~4位決定戦では、ホスト国・地域の台湾がタイを3対0で退け銅メダルを手にした。台湾のメダル獲得は史上初めて
最終的に確定した順位は以下の通り
【1位】マレーシア【2位】韓国【3位】台湾【4位】タイ【5位】日本【6位】インド【7位】インドネシア【8位】オランダ【9位】デンマーク【10位】ロシア【11位】フランス【12位】トルコ【13位】シンガポール【14位】香港【15位】英国【16位】ドイツ【17位】フィンランド【18位】カナダ【19位】オーストラリア【20位】エジプト【21位】米国【22位】マカオ【不戦敗】ナイジェリア・南アフリカ
11月2日からは団体戦に続いて、世界ジュニア選手権の個人戦がスタートする
注目の選手は、男子シングルスが、ディフェンディングチャンピオンでシニア大会でも活躍するデンマークのビクター・アクセルセン選手、7月のアジアジュニア選手権を制したマレーシアのズルファドリ・ズルキフリ選手、日本の桃田賢斗選手など。女子シングルスでは、大会2連覇中で世界ランク13位とロンドン五輪出場圏内に位置するタイの16歳ラッチャノク・インタノン選手、世界選手権に出場し廣瀬栄理子選手を破ったスペインのカロリナ・マリン選手、ジャパンオープンSSで活躍した奥原希望選手などがいる