
女子シングルス世界ランク13位、現在ロンドン五輪出場圏内でオリンピックレースを戦っているタイの若手有望株、インタノン・ラッチャノク選手が、BadPaL がアジアで3月以降実施している、東日本大震災の被災者支援活動「PRAY&PLAY for JAPAN」に協力してくれた
1995年生まれ、弱冠16歳の同選手はこれまで、世界ジュニア選手権2連覇(2009,10年)。さらにベトナムオープングランプリ(GP、2010年)、インドネシアオープンGPゴールド(2010年)と世界のトップが競い合う大会でも優勝。学業との両立という難しい現実に向き合いながら、世界を転戦して結果を残し、昨年9月の世界ランク70位台から上位へと這い上がってきた。とりわけ今年5月以降は10位台をキープ。さらにじわじわ順位を上げ、今ではトップ10を狙える位置に付けている
目下のターゲットは、GPゴールドより格上の大会、スーパーシリーズ(SS)でのタイトル奪取。SSには昨年のジャパンオープンから参戦を始め1年が経過したが、これまでの最高成績は、2010年のチャイナオープンと香港オープンのベスト8。それぞれジアン・ヤンジャオ(世界4位)、ワン・シーシャン(世界2位)と、中国のトップ選手にベスト4進出を阻まれた。ラッチャノク選手がさらなる高みを目指すには、中国選手の攻略がやはり重要なカギとなる。ただ逆に言うと、常勝中国女子シングルス陣にとっても、今後、ラッチャノク選手が脅威になってくることは間違いない
五輪については、2012年ロンドンは出場権、2016年リオデジャネイロではメダルの獲得を狙うと、明確なビジョンをコーチと共有する。さらに、東京などが招致に名乗りを上げている2020年の五輪開催時もまだ25歳で、3大会連続出場が十分可能だ
PRAY&PLAY for JAPAN は、主としてスポーツ愛好家を対象に、チャリティーTシャツの購入を通じた義援金の提供に加えて、このTシャツを着てスポーツすることで、被災者に対する 思いを周囲に広く伝えることを呼び掛けるもの。これまでにアジアで、トップ選手のほか、多くのスポーツ愛好家から賛同が寄せられている
Thailand’s rising star, Intanon Ratchanok supports BadPaL’s charity activity for victims of Earthquake/Tsunami, ‘PRAY&PLAY for JAPAN‘