中国バドミントンスーパーリーグ(CBSL)の第1節第6戦、広州(广州市粤羽羽毛球俱乐部)が、助っ人のタウフィック・ヒダヤット選手(インドネシア)の初勝利もあり、勝ち数でトップを走っていた湖北(湖北武汉中国车都羽毛球俱乐部)を下した
中国リーグ初登場となった第5戦で、湖北と並んで勝ち数トップの湖南(湖南湘财证券羽毛球俱乐部)のバオ・チュンライ選手にストレート負けしたヒダヤット選手の今回の相手は、若手ながら昨年10月のベトナムオープングランプリ(GP)で優勝したチェン・ユークン選手。第1ゲームを12-21で落とし嫌なムードが漂うも、そこから巻き返し21-17,21-9と逆転勝ちを収めた。ヒダヤット選手は第5戦の敗戦後、広州チームの幹部らに謝罪するとともに、第6戦で勝利しチームに貢献することを誓っていた
浙江(浙江银江羽毛球俱乐部)と上海(上海兹韦克羽毛球俱乐部)の試合も、男子シングルスの勝敗が明暗を分けた。格上の上海チェン・ロン選手(世界5位)が浙江ドゥ・ペンユ選手(同10位)に21-16,20-22,14-21と逆転負けを喫したことで、上海は浙江に1対4と大敗した
第1節の最終試合となる第7戦は、ナショナルチームのメンバーほとんどがエントリーする全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミア(3月8~13日)を挟んで、3月17日に開催される。なおこの第7戦に、世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)が、ヒダヤット選手に代わって広州チームの一員として参戦する予定
5日の試合結果は以下の通り。湖北が敗れたことで、湖南が勝ち数5で単独首位に立った
湖南・5勝1敗〈3―2〉江蘇(江苏尤尼克斯羽毛球俱乐部)・2勝4敗
広州・3勝3敗〈3―2〉湖北・4勝2敗
青島(青岛啤酒羽毛球俱乐部)・4勝2敗〈4―1〉八一(八一东凌粮油羽毛球俱乐部)・2勝4敗
浙江・3勝3敗〈4―1〉上海・1勝5敗