ドイツオープングランプリ(GP)ゴールド準々決勝、日本選手が5種目中3種目で勝ち残った
混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組(世界22位)は、今大会第2シードのロベルト・マティウシアク/ナディエズダ・ジーバ組(ポーランド、世界3位)との接戦(21-18,9-21,21-19)を制し、昨年10月のベトナムオープンGPに続くベスト4入りを果たした。準決勝の相手は1月のマレーシアオープンSS2回戦でストレート負けを喫した、第3シードのソンポン・アヌクリッタヤワン/クンチャラ・ウォラビチッチャイクン組(タイ、世界9位)
日本人同士の対決となった女子2種目、女子ダブルスは松尾静香・内藤真実組(世界14位)が、今大会第1シードに入った末綱聡子・前田美順組(世界2位)に21-19,21-12で勝利した。女子ダブルスではもう1組、藤井瑞希・垣岩令佳組(世界11位)が、インドネシアの実力者ビタ・マリッサ選手とスイスの選手が組んだペアをストレートで下し、準決勝進出を決めた。あすはともに韓国ペアとの対戦となる
女子シングルスでは、栗原文音選手(世界42位)が格上の後藤愛選手(世界19位)にストレート(21-11,21-7)勝ち。決勝進出をかけて、マレーシアのエース、ウォン・ミューチュー選手(世界25位)に挑む
一方、男子は、シングルスの園田啓悟選手(世界220位)が、2回戦で上田拓馬選手、3回戦で山田和司選手と2人の日本人を破ったタイのブーンサック・ポンサナ選手(世界7位)に挑戦した。予選から勝ち上がってきた勢いそのままにいったんは17-11と大きくリードするも、じりじりと追い上げられ20-22で第1ゲームを落とすと、第2ゲームは一方的な展開となり、8-21で敗れベスト4には一歩届かなかった
ダブルスの佐藤翔治・川前直樹組は、1月末の韓国オープンSSプレミアで優勝した韓国チョン・ジェソン/イ・ヨンデ組(世界3位)に10-21,13-21と圧倒され、1月のマレーシアオープンSSに続くベスト4入りを逃した
日本選手以外では、韓国のイ・ヨンデ選手が新しいパートナー、キム・ハナ選手と組んで久しぶりに混合ダブルスに臨んだが、準々決勝で敗退した
また、女子シングルス第1シード、地元ドイツ期待のユリアン・シェンク選手(世界7位)が、中国のリュウ・シン選手(世界13位)にストレートで敗れる波乱があった
準決勝の組み合わせは以下の通り
【男子シングルス】 リン・ダン(中国、世界3位)対ブーンサック・ポンサナ(タイ、世界7位)、チェン・ジン(中国、世界6位)対パク・ソンファン(韓国、世界15位)
【女子シングルス】 リュウ・シン(中国、世界13位)対ソン・ジヒョン(韓国、世界23位)、ウォン・ミューチュー(マレーシア、世界25位)対栗原(世界42位)
【男子ダブルス】 コ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン組(韓国、世界2位)対キム・ギジョン/キム・サラン組(韓国)、チョン・ジェソン/イ・ヨンデ組(韓国、世界3位)対クー・ケンケット/タン・ブンヒョン組(マレーシア、世界5位)
【女子ダブルス】 藤井・垣岩組(世界11位)対キム・ハナ/キム・ミンセオ組(韓国)、松尾・内藤組(世界14位)対キム・ミンジュン/ハ・ジュンユン組(韓国、世界60位)
【混合ダブルス】 ソンポン・アヌクリッタヤワン/クンチャラ・ウォラビチッチャイクン組(タイ、世界9位)対池田・潮田組(世界22位)、クリス・アドコック/イモジェン・バンキア組(英国/スコットランド、世界43位)対ロバート・ブレア/ガブリエル・ホワイト組(スコットランド/英国、世界55位)