

2年に一度開催される男女別の国・地域別対抗戦トマス・ユーバー杯。一次リーグのグループ分け抽選会が3月30日、試合会場となるインド・ニューデリーで行われ、日本は、男子がデンマーク、香港、イングランドとともにB組、女子がデンマーク、ドイツ、マレーシアとともにZ組に入った。デンマークが男女とも同じ組になったが、シングルスとダブルスをバランスよく揃える男子の方が、日本にとって脅威となりそうだ
前回(2012年)までは、まずアジア、ヨーロッパ、パンアメリカ(南北アメリカ)、オセアニア、アフリカの5つの地域に分かれて大陸予選を実施し、各地域で上位に入ったチーム(大陸ごとにチーム数は異なる)を本大会に出場させる方式をとっていた。今回からは大陸予選を廃止し、代わりに、3月6日時点の各国・地域のシングルス上位3人、ダブルス上位2組の世界ランクを基にしたチームランキングで上位16番目までに出場資格を与えた(出場辞退の場合は繰り上がり)。日本は、男子が4位、女子は2位だった
大会は5月18~21日で一次リーグを行い、22日準々決勝、23日準決勝を経て、24日にユーバー杯決勝、25日にトマス杯決勝を実施する
日本を含む各国・地域のチームは、5月4日までに出場選手のリスト(男女それぞれ最大10人まで)を大会運営者に提出する
◆トマス杯(男子)
【A組】 インドネシア(1位)、タイ(8位)、シンガポール(15位)、ナイジェリア(16位)
【B組】 日本(4位)、デンマーク(5位)、香港(10位)、イングランド(12位)
【C組】 マレーシア(3位)、韓国(6位)、インド(9位)、ドイツ(11位)
【D組】 中国(2位※前回覇者)、台湾(7位)、ロシア(13位)、フランス(14位)
◆ユーバー杯(女子)
【W組】 中国(1位※前回覇者)、台湾(8位)、イングランド(13位)、ロシア(16位)
【X組】 韓国(4位)、インドネシア(5位)、シンガポール(11位)、オーストラリア(15位)
【Y組】 タイ(3位)、インド(7位)、香港(10位)、カナダ(14位)
【Z組】 日本(2位)、デンマーク(6位)、ドイツ(9位)、マレーシア(12位)
日本は前回、アジア予選を男子が中国に次ぐ2位、女子が中国を破って1位で通過。中国・武漢で行われた本大会では、一次リーグを男女揃ってグループ1位で突破し、続く準々決勝でともにインドネシアに競り勝ちメダルを確保した。ただ準決勝では、男子が中国、女子が韓国に敗れ、前々回のクアラルンプール大会と同じく、銅メダルに終わった
