LEE Chong Wei’s story (2)

リー・チョンウェイ選手(以下チョンウェイ、敬称略)は、父親に連れられ通うようになったバドミントンコートで出会った最初のコーチ、テー・エンフアト(TEH Eng Huat)氏の下、6年間、トレーニングを続けた。 バドミントンのために多くをささげ、バドミントンが人生の一部になっているテー氏は、生徒が学びたいと強く望み一生懸命努力する姿勢を見せているかぎり、生徒の家庭がコーチ料金を払うのが困難な時は無料でコーチングを提供。何より、生徒の練習に向かう姿勢を重要視していたという。 ただこのころのチョンウェイは、お世辞にも模範的な生徒とは言えなかったようだ。