ナショナルユースに選ばれた直後は、慣れない環境での生活とトレーニングが苦痛となり、すべてをあきらめ故郷に帰りたいとさえ思ったリー・チョンウェイ選手(以下チョンウェイ、敬称略)。しかし電話先の父親にかけられた言葉で迷いが消えると、徐々にその実力を発揮していった。 1999年11月、マレーシアジュニアチャンピオンになり、その結果を踏まえて正式にナショナルチーム入りを果たすと、2000年7月、酷暑の京都が会場となったアジアジュニア選手権で国際舞台に本格デビューする。実は、この大会の準々決勝で初めて、宿命のライバル、中国リン・ダン選手と対戦。結果は