A million dollar tournament in ASEAN sponsored by cellphone company

賞金総額100万ドルの新たなトーナメント「アシアタ(AXIATA)カップ」が東南アジアでスタートした。マレーシアとインドネシアでそれぞれ「セルコム」、「XL」という携帯電話事業を展開するマレーシアの上場通信企業Axiata Group Berhad がスポンサーを務め、両国にタイ、シンガポール、フィリピン、ベトナムを加えた東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国が参加。2単1複の男子団体戦で、優勝チームは賞金40万ドルを得る。 アジアバドミントン連盟(BAC)の認可を受けた大会ながら、当初は、オリンピックレースが大詰めを迎えるこのタイミングでの開催に疑問の声も上がっていた。しかふたを開けてみれば、シングルスでは、全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミアでの右肩負傷で全治5週間と診断された世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)が予選ラウンドへの出場を回避したものの、世界11位のタウフィック・ヒダヤット選手(インドネシア)、同12位のグエン・ティエンミン選手(ベトナム)、26位のブーンサック・ポンサナ選手(タイ)ら。ダブルスでは、世界6位のボナ・セプタノ/モハンマド・アーサン組(インドネシア)、同8位のクー・ケンケット/タン・ブンヒョン組(マレーシア)、12位のマルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン組(インドネシア)など、オリンピックレースを戦う東南アジアを代表するトップ選手が顔をそろえた