
インドネシアグランプリ(GP)ゴールド、日本の早川賢一・遠藤大由組(世界ランク14位)が男子ダブルス決勝に進出した
今大会では、ナショナルチームメンバーから最近プロに転向したマレーシアのベテラン、モハド・ザクリ・アブドゥル・ラティフ/モハド・ファイルジズアン・モハド・タザリ組、世界選手権ベスト8の中国シェン・イエ/ホン・ウェイ組(世界18位)、地元期待の第3シード、ヘンドラ・アプリダ・グナワン/アルベン・ユリアント・チャンドラ組(世界9位)を次々と倒して勝ち上がった
決勝では、ジャパンオープンスーパーシリーズ(SS)準優勝の第1シード、インドネシアのモハンマド・アーサン/ボナ・セプタノ組(世界6位)と対戦し、今年4月のオーストラリアオープンGPゴールドに続くタイトル獲得を狙う。なお早川・遠藤組は7月のロシアオープンGPゴールドでも決勝に進んだが、オーストラリアオープン決勝で下した佐藤翔治・川前直樹組にリベンジを許し準優勝に終わっていた
女子シングルスでは日本から参戦した6選手の中で、後藤愛選手(世界23位)が勝ち上がった。ただロシアオープン準決勝の再戦となった準決勝では、中国の若手チェン・シャオジア選手(世界113位)に21-11,21-13で敗れリベンジならず、ロシアオープンと同じベスト4にとどまった
女子ダブルスは、ジャパンオープン優勝で世界ランクを前週の90位から42位まで一気に引き上げてきた中国の若手ペア、バオ・イーシン/ツォン・チエンシン組が決勝に進み、2週連続優勝まであと1勝となった。バオ/ツォン組は準々決勝で、前々週のチャイナマスターズSS、前週のジャパンオープンSSのリベンジを狙った松尾静香・内藤真実組(世界7位)を23-21,21-19で退け、返り討ちにしている
バオ選手は強力なスマッシュが武器のベテラン、ヘ・ハンビン選手と組んだ混合ダブルスでも、池田信太郎・潮田玲子組(世界16位)などを下し、決勝に進んでいる
男子シングルスでは、地元のスター選手であるタウフィック・ヒダヤット選手(世界5位)が同じインドネシアの3番手、トミー・スギアルト選手(世界19位)に10-21,15-21と完敗し、準決勝で姿を消した
各種目決勝の組み合わせ
【男子シングルス】 トミー・スギアルト選手(インドネシア、世界19位)対ディオニシウス・ハヨムルンバカ選手(インドネシア、世界27位)
【女子シングルス】 ピ・ホンヤン選手(フランス、世界24位)対チェン・シャオジア選手(中国、世界113位)
【男子ダブルス】 モハンマド・アーサン/ボナ・セプタノ組(インドネシア、世界6位)対早川賢一・遠藤大由組(世界14位)
【女子ダブルス】 バオ・イーシン/ツォン・チエンシン組(中国、世界42位)対ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン組(マレーシア、世界60位)
【混合ダブルス】 シュー・チェン/マー・ジン組(中国、世界5位)対ヘ・ハンビン/バオ・イーシン組(中国、世界193位)