台北オープンGPゴールド決勝、韓国選手が勝ち上がった4種目すべてで勝利。4つのタイトルを独占した。一方、インドネシア選手は3種目で決勝に進んだが、得意とするダブルス2種目を落とし、男子シングルスのみの優勝にとどまった

韓国とインドネシアの直接対決となった女子ダブルスでは、初の国際タイトル獲得を狙うインドネシアのグレイシア・ポリー/メイ リアナ・ジャウハリ組(世界8位)が韓国のキム・ミンジュン/ハ・ジュンユン組(世界7位)から第1ゲームを奪い、好調な滑り出しを見せる。第2ゲームも先行する展開で17-15とリードするが、ここから韓国ペアが挽回し18-17と逆転に成功。いったんは18-18と追い付かれるも、最後は3連続得点で振り切った。ファイナルゲームは、韓国ペアが2-0とリードしたところでインドネシアペアが棄権し、あっけない幕切れとなった

韓国のトップペア2組による対戦となった男子ダブルスは一進一退の攻防となるが、コ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン組(世界4位)が23-21,21-17でディフェンディングチャンピオンのチョン・ジェソン/イ・ヨンデ組(世界2位)を下した。これにより、コ・ソンヒョン選手は、第1シードのインドネシアペアを退けた混合ダブルスに続いて男子ダブルスと、2冠を達成した
各種目決勝の結果は以下の通り
【男子シングルス】 トミー・スギアルト(インドネシア、世界21位)〈21-15,15-21,21-17〉タノンサク・サエンソンプーンサック(タイ、世界45位)
【女子シングルス】 ソン・ジヒョン(韓国、世界12位)〈22-20,21-14〉ラッチャノク・インタノン(タイ、世界13位)
【男子ダブルス】 チョン・ジェソン/イ・ヨンデ組(韓国、世界2位)〈21-23,17-21〉コ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン組(韓国、世界4位)
【女子ダブルス】 キム・ミンジュン/ハ・ジュンユン組(韓国、世界7位)〈17-21,21-18,2-0棄権〉グレイシア・ポリー/メイ リアナ・ジャウハリ組(インドネシア、世界8位)
【混合ダブルス】 タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組(インドネシア、世界3位)〈22-24,21-16,17-21〉コ・ソンヒョン/オム・ヘウォン組(韓国)