Li-Ning stepping into South East Asia

'Aiming to be one of top5 sports brands in the World' according to Ms.Lim

チャイナブランドに対する世界の認識を変える――。現在開催中のシンガポールオープンスーパーシリーズ(SS)のスポンサーを昨年から務める李寧(Li-Ning)。同社の東南アジア事業を統括する李寧スポーツシンガポール(Li-Ning Sports Singapore)のゼネラルマネジャー、ビビアン・リム氏は先ごろ BadPaL の単独取材に応じ、こう切り出した

リム氏は、日本を含む世界の市場で、中国のバドミントン製品(ブランド)に対するこれまでの評価が、「安かろう悪かろうであることは承知している」と率直に認めた。その上で、アジアで受け入れられやすい中国のヘリテージを大切にしつつ、国際市場で通用する高い品質とデザインにこだわり、世界のトップブランドを目指すと強調した。実際、ラケットやシューズなど、李寧のハイエンド製品には、ヨネックスをはじめとする競合他社を上回る価格設定がなされている。ただ同氏は、「むしろ高価格製品の方がよく売れている」と述べ、高すぎるのではとの指摘を一蹴した

Li-Ning sits next to NIKE & adidas in China

李寧は全社的に、2018年までに国際市場で世界のスポーツブランドの中で5本の指に入る目標を掲げている。もっともリム氏は「ライバル企業は?」の問いかけに「ナイキ」と即答。 明言は回避しながらも、実質的には、スポーツブランドでありながらスポーツシーン以外でもファッションとして広く受け入れられているナイキに次ぐ世界トップ2に照準を置く

これを意識してか、中国のスポーツ店では、ナイキのすぐそばに李寧のテナントが並ぶ光景をよく見かける。なお中国国内では、李寧が2009年の純利益でアディダスを抜いたと伝えられる

Li-Ning's tournament in Manila

李寧は2009年、男女混合国別対抗戦スディルマン杯から中国ナショナルチームのスポンサーについたのを皮切りに、香港、インドの一部のバドミントン選手と用具供給契約を締結。翌2010年は、東南アジアに的を絞り、域内攻略の要(かなめ)と位置付けるシンガポールで積極攻勢。ブティック形式の旗艦店を目抜き通りオーチャードにある人気の商業施設「ION(アイオン)」にオープンしたほか、シンガポールオープンSSの冠スポンサーになるとともに、同国ナショナルチームと契約を交わし足場を固めた。さらに、シンガポールで開催される東南アジアの学生やジュニアの大会のスポンサーも務め、次世代の選手の取り込みも視野に、域内各国でそのプレゼンスを着実に高めてきた。最近では、シンガポール以外の東南アジア各国の国内大会や学校・クラブへの支援にも力を入れている

2nd flagship shop of SE Asia in Malaysia

加えて今年1月には、シンガポールに続く東南アジア2つ目の旗艦店を、バドミントン人気が高く、李寧が最重要市場の1つに位置付けるマレーシアの大型商業施設「サンウエーピラミッド」内に開設した

またリム氏によれば、シンガポールで昨年9月に立ち上げた、地元クラブとの提携による6~17歳を対象にした若手養成のバドミントンアカデミーも、周辺国に拡大していきたい意向という

Thai's ace now plays under Chinese brand

ブランド各社がしのぎを削る、マーケティングに直結する世界トップ選手とのスポンサー契約(個人)では、実力もさることながら、選手の性格や競技に臨む姿勢を重視。それに見合う選手として、今年からタイの男子シングルスのエース、ブーンサック・ポンサナ選手を獲得した。同選手は昨年まで薫風(Kumpoo)と契約していた。一方で、既に他社と契約を交わしている有力選手の獲得に無理やり動いたりはしないと主張。その背景として、競合他社とは異なり、李寧は創業者が世界的なアスリート(体操競技のロサンゼルス五輪金メダリスト)であり、そうした立場から、あくまで選手が競技に集中しやすい環境を提供することに主眼を置いていると説明した

リム氏は、李寧の東南アジアにおける売り上げ全体に占めるバドミントンの割合が7割を超えていると説明。域内で広く親しまれているこの競技があくまで事業の柱であることを確認した上で、ゆくゆくはバスケットボールテニスフィットネスの3分野に進出していく意向を明かした。李寧は中国本土ならびに欧米では、バスケットボール、テニス、陸上競技、体操、卓球、飛び込みなどのスポーツ用具も手掛けている

日本市場については、魅力的だが現状では難しいとの見方で、「参入が容易ではない」と語り、当面は東南アジア市場に注力する方針を示した。ただ門戸を閉じているわけではなく、機会があれば日本進出を前向きに検討していくことを確認した

李寧スポーツシンガポールが BadPaL に提供した資料によると、李寧は今年初めの時点で東南アジア域内に、◆シンガポールに2つ(Sunlight Sports, C&T Sports Trading)◆マレーシアに4つ(Sunlight Marketing Sports, Etakoh, Sam Trading, Pro Shuttle)◆ブルネイに3つ(Mufakat Trading, Asmin Enterprise, Amboss Gobal Network)◆インドネシアに1つ(Sunlight Sports)◆フィリピンに3つ(Airbridge Sports Plus, Planet Sports, Badminton Hub)◆タイに3つ(Sunshine Sporting House, Firstsport, Sportmarketing )――の代理店を置く。このほか、インドに3つ(Sunlight Sports International, Selection Centre Sports, Sports Life Traders)の販売代理店を持っている

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