Archive | June 9, 2011

Brands Map in Asia-Pacific

バドミントンのブランド各社による有力選手のスポンサー契約獲得の動きがここ数年、アジア大洋州において活発化している。かつてはヨネックスが、日本以外でもその強大な影響力で市場の大きな部分を占めてきた。現在も、同社の業界トップの地位に変わりはないが、昨今は他国・地域発のメーカーがヨネックスの牙城切り崩しを狙い、台頭し始めている まず、あらためてバドミントン界でその存在をアピールしたのが台湾発のビクター(Victor)。飛躍のきっかけは2009年2月、韓国ナショナルチームのスポンサーについたこと。同年6月にはフィリピン・ナショナルチームとも用具提供を中心としたスポンサー契約を締結。ほかにも、中国、台湾、マレーシア、タイ、ベトナムのプロ選手をサポートし、この年、東南アジアを中心に市場を広げた 続いて頭角を現したのが中国のスポーツブランド、李寧(Li-Ning)。09年5月に自国で開催された男女混合国別対抗戦スディルマンカップ(杯)で中国ナショナルチームのスポンサーとしてバドミントン界に本格参入。以降、国際大会で上位を独占する中国選手とともにプレゼンスを拡大した。中国以外では香港、インド、タイの選手と個人契約を結び、シンガポールとオーストラリアのナショナルチームのスポンサーも手掛ける。李寧は、中国の次にとりわけ東南アジアでの市場拡大を目指しており、2010年からシンガポールを拠点に次世代選手の囲い込みを狙ったマーケティングを展開している インドネシア発のフライパワー(Flypower)は、北京五輪男子ダブルスの金メダリストで、現在はナショナルチームを離れプロ選手として活躍する自国のスター、マルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン組を獲得。近隣諸国で開催される大会やクラブの支援を通じたプロモーションを行っている

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