Sho beats World Champ in rubber game

Cool&Solid: Sho proceeds to QTR in Asia Championships

中国・成都で開催中のアジア選手権、21日は各種目ベスト8入りをかけた試合が行われ、男子シングルスで、佐々木翔選手(世界ランク19位)が昨年の世界選手権覇者、中国チェン・ジン選手(世界8位)をフルゲームの末に下した

試合は序盤から、佐々木選手がコントロールする展開。第1ゲームを21-12で奪うと、第2ゲームも一時は13-6と大きくリードを広げストレート勝ちするかに見えた。しかし終盤、微妙なラインジャッジが2つ続くと佐々木選手のペースが乱れて追いつかれ、地元の大声援もありチェン選手が22-20で試合をタイに戻した

迎えたファイナルゲーム、嫌な雰囲気の中、このままずるずるいくかとも思われたが、佐々木選手はしっかり気持ちを立て直す。中盤に追いつかれいったんリードを許す場面はあったものの、全体として佐々木選手がゲームを支配。最後は21-15のスコアで1時間15分に及んだ試合を制した

佐々木選手は試合後、BadPaL の取材に対し、第2ゲームを落とした後、気持ちを切りかえることができた背景として、「結果にこだわっていた」と強調。「最後(第3ゲーム)にやられてしまっては、それまで良いゲームをしてきても意味がない」と述べ、強い気持ちで臨んでいたことを明かした

加えて、試合を見守っていた舛田圭太コーチの「今のお前にはファイナルゲームを戦える力があるから大丈夫」という言葉に後押しされたという。佐々木選手は今月初めに行われたオーストラリアオープングランプリ(GP)ゴールドで、準々決勝、準決勝、決勝といずれもフルゲームの接戦を勝利し、見事、優勝の栄冠を手にしている

佐々木選手は22日の準々決勝で、今大会第1シード、地元期待のリン・ダン選手(世界3位)に挑む

一方、女子シングルスでは、前日(20日)の1回戦で中国3強の一角、ワン・シン選手(世界3位)を破る大金星を挙げた予選勝ち上がり組の三谷美菜津選手(世界66位)が台湾のエース、チェン・シャオチエ選手(世界15位)と対戦した

Mitani was stopped by skillful Cheng  

第1ゲームは序盤から中盤にかけて三谷選手がリードするも、終盤に入るとテクニシャンのチェン選手にほんろうされ、自らミスも出て17-21で落とす。第2ゲームもこの流れのままチェン選手優位で試合は進み13-19まで点差を離される。しかしここから三谷選手が粘りを見せ6連続得点で追いつくが、最後は20-22で振り切られた

このほかの日本選手の結果は以下の通り。男子シングルス1人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組、混合ダブルス1組がベスト8に残った

【男子シングルス】 ブーンサック・ポンサナ(タイ、世界5位)〈21-17,21-17〉山田和司(世界27位)、グエン・ティエンミン(ベトナム、世界7位)〈21-17,21-13〉園田啓悟(世界125位)

【女子シングルス】 ワン・イーハン(中国、世界2位)〈21-16,21-12〉佐藤冴香(世界22位)

【男子ダブルス】 平田・橋本組(世界10位)〈21-15,21-18〉チャラルドチャレアム/プアングプアペチ組(タイ、世界56位)、ツァン/シュー組(中国)〈21-18,13-21,21-16〉早川・遠藤組(世界13位)

【女子ダブルス】 末綱・前田組(世界3位)〈21-10,21-16〉アミタパイ/ネサラ組(タイ、世界71位)、松尾・内藤組(世界8位)〈21-16,15-21,21-13〉ワン/シー組(台湾、世界28位)

【混合ダブルス】 佐藤・松尾組(世界149位)〈21-17,9-21,21-14〉キド/ヌルリタ組(インドネシア、世界33位)、タオ/ティアン組(中国、世界8位)〈23-21,19-21,21-15〉池田・潮田組(世界16位)

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