One man and Two pairs of Japan advance to Semi Finals in Superseries

マレーシアオープンSS準々決勝、男子シングルスの田児賢一選手、男子ダブルスの平田典靖・橋本博且組、女子ダブルスの松尾静香・内藤真実組がベスト4に名乗りを上げた

Qualified Top8s players in SuperSeries Finals revealed

来月14~18日に中国・柳州で開催されるスーパーシリーズ(SS)ファイナルへの出場資格を得た選手が明らかになった 世界バドミントン連盟(BWF)が、前週終了したチャイナオープンSSプレミアの結果を反映して28日に発表したSSランキング(※)で、各種目上位8番目までの選手が出場できる。ただ1カ国・地域に付与される出場枠は2つに制限されているため、同国・地域の選手が3人/組以上、SSランク8位以内に入った場合、上位2人/組以外の選手は対象から外れる (※SSランキングは通常の世界ランキングとは異なり、SSプレミアとSS、合わせて12大会で得たポイントのみで算定される) 日本選手は、男子シングルス2人、女子シングルス1人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組、混合ダブルス1組が出場権獲得。負傷などによる辞退がなければ、そのまま確定する

2-pair of Japanese ready for Semis in Superseries Premier

チャイナオープンSSプレミア準々決勝、男子ダブルスの佐藤翔治・川前直樹組と女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳組が、ベスト4に勝ち残った 佐藤・川前組は、前週の香港オープンSSで優勝した世界ランク1位のカイ・ユン/フー・ハイファン組(中国)と対戦の予定だったが、フー選手が体調を崩し棄権したため、不戦勝で準決勝に進んだ 佐藤・川前組は今年、ロシアオープングランプリ(GP)優勝、オーストラリアオープンGPゴールド準優勝、マレーシアオープンSSとUSオープンGPゴールドでベスト4の成績を収めている。ただSSプレミアでは、韓国オープン、全英オープン、インドネシアオープンでいずれもベスト16どまりだった オリンピックレースが熾烈になる中、現在世界13位とロンドン五輪出場圏外にいる佐藤・川前組にとって、今年最後のSSプレミアで巡ってきたチャンス。この機を生かしさらに多くのランキングポイントを稼げるかどうかは、今後のレースに大きく作用してくる

Fujii/Kakiiwa shines in Germany again

独ビットブルガーオープングランプリ(GP)ゴールドで、女子ダブルスの第1シードに入った藤井瑞希・垣岩令佳組が、いずれも世界ランク下位の相手に1ゲームも落とさない圧倒的な内容で優勝した。3月に行われたドイツオープンGPゴールドでも勝っており、今年ドイツ2勝目となった 藤井・垣岩組は現在、世界3位で、日本のトップペア、末綱聡子・前田美順組(世界6位)を上回る位置に付けている。ただ、世界選手権に続く上位大会スーパーシリーズ(SS)プレミアでは、いいところまで勝ち上がっていくものの、全英オープンSSプレミア決勝やインドネシアオープンSSプレミア準決勝のように、注目を集める試合で、プレッシャーからか普段では考えられないような崩れ方をするもろさものぞかせる。今年最後のSSプレミアとなるチャイナオープン(11月22~27日)で、その真価が問われる