At least two more wins needed for Naoko/Kurumi in Wuhan

五輪レースの最終戦、アジア選手権が26日、中国・武漢で開幕し、28日までに各種目ベスト8が出そろった。今大会への出場資格を得た日本勢の中で、リオデジャネイロ五輪出場権獲得の可能性を残していたのはダブルス3ペア。そのうち、福万尚子・與猶くるみ組だけが準々決勝に進んだ

Look who still has a chance to qualify for Olympic

昨年5月にスタートした五輪レースも残り1週。リオデジャネイロ行きの切符を目指しこの1年戦ってきた日本勢のうち、先に出場を確実にした奥原希望選手、早川賢一・遠藤大由組、高橋礼華・松友美佐紀組以外の選手の出場の可否が明確になってきた。既に気持ちを切り替え、次なる目標を模索しながら再始動した選手もいるが、ここでは中国・武漢で26日に開幕するアジア選手権で、当落線上にいる選手とそのクリアすべき壁を紹介する

No Japanese gets closer to Rio at China Masters

チャイナマスターズグランプリ(GP)ゴールドが19~24日、中国・常州で開催された。日本からはB代表以外に、五輪出場権獲得の可能性を残す福万尚子・與猶くるみ組、数野健太・栗原文音組ら、A代表の一部が出場した。しかし、インド、マレーシア、シンガポール、中国と続いてきた4連戦の疲れもあってか、いずれも早い回で敗れランキングポイントの上乗せはできなかった。その一方で気を吐いたのが、男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士組と混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗組だ

Shizuka and Mami still on track to Rio after winning at Swiss GP Gold

スイスオープングランプリ(GP)ゴールドが15~20日、バーゼルで開催され、女子ダブルスで松尾静香・内藤真実組が優勝した。4年前に続き2度目の五輪レースに挑んでいる日本3番手の2人はここで今レース期間中最高のランキングポイントを手にし、29日から始まるスーパーシリーズ(SS)3連戦につないだ

Ayaka/Misaki and Nozomi shine at All England by defeating Chinese rivals

全英オープンSSプレミア決勝、女子シングルスの奥原希望選手と女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組がともに中国選手を破って初優勝。昨年の1回戦負けから一転、五輪イヤーの今年、大躍進を遂げた。一方、安定した強さで3度目の決勝に進んだ男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組だったが、ロシアの壁に阻まれ、3たび優勝を逃した