ロンドン五輪バドミントン8日目、女子ダブルス決勝に臨んだ藤井瑞希・垣岩令佳組は出だしにつまづき、大舞台で緊張から崩れる苦い経験を繰り返すかと思われた。しかし立て直して世界ランク2位の中国ペアと互角に渡り合い、劣勢の場面でも笑顔が出るなど、金メダルには届かなかったものの、初めてのオリンピックで「メダルを取りにいくことでなく、自分たちらしい試合を見せることが、これまで支えてくれた人たちへの感謝を示すことにつながる」という思いを確かに遂げた 良くも悪くも藤井・垣岩組らしさの出た試合だった。
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Day 7 in London : China dominates Mixed Doubles as expected
ロンドン五輪バドミントン7日目、混合ダブルス決勝が行われ、世界ランク1位の中国ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組が、同2位のシュー・チェン/マー・ジン組との同国対決を制し、金メダルに輝いた。昨年8月、同じ会場で開催された世界選手権と同じ結果となった 中国は混合ダブルスで、1996年アトランタ銅、2000年シドニー金、04年アテネ金、08年北京銅と、4大会連続でメダルを獲得してきたが、金銀独占は今回が初めて
Day 6 in London : First Olympic medal for Japan secured
ロンドン五輪バドミントン6日目、女子ダブルス準決勝のコートに藤井瑞希・垣岩令佳組が立ち、失格処分を受けた選手に代わって繰り上がりで決勝トーナメント進出を果たしたカナダペアに、手こずりながらも勝利。オリンピック決勝進出を果たすとともに、バドミントンでは日本初のメダルを確定させた
Day 5 in London : Japanese women reach Semifinals in Olympic once again
ロンドン五輪バドミントン5日目、決勝トーナメントがスタートし、男子ダブルスを除く4種目の1回戦が行われた ダブルスは、一次リーグを突破した各グループ上位2ペアずつ、計8ペアが金、銀、銅の3つのメダルを争う。日本ダブルス陣で唯一、勝ち進んだ藤井瑞希・垣岩令佳組は、長身から繰り出す強力な攻撃が武器のクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組(デンマーク)との第1ゲーム、一進一退の接戦を展開する。後半抜け出し先にゲームポイントを握るが、20-20と追い付かれてしまう。それでも気持ちが引いてしまうことはなく、そこから2連続得点でこのゲームを奪うと、第2ゲームは勢いに乗って試合の流れを掌握。点差をどんどん広げていき、21-10の大差で過去1勝3敗と負け越していた難敵を攻略した
Day 4 in London : Chinese pair’s unexpected loss causes trouble
ロンドン五輪バドミントン一次リーグ4日目(最終日)、決勝トーナメント進出を狙った日本の女子ダブルス2ペアの明暗が分かれた