Day 6 in London : First Olympic medal for Japan secured

The moment of making history

ロンドン五輪バドミントン6日目、女子ダブルス準決勝のコートに藤井瑞希・垣岩令佳組が立ち、失格処分を受けた選手に代わって繰り上がりで決勝トーナメント進出を果たしたカナダペアに、手こずりながらも勝利。オリンピック決勝進出を果たすとともに、バドミントンでは日本初のメダルを確定させた

4年前に日本を沸かせた先輩の末綱聡子・前田美順組が果たせなかった偉業をなしとげた。上位ペアに失格処分が下されたことで、対戦相手は格下のブルース・アレックス/ミッシェル・リ組(カナダ)となり、ストレート勝ちが予想された。しかし、プレッシャーに加えて、失うもののないカナダペアの向かってくる姿勢に気押され、第2ゲームを落としてしまう。それでもファイナルゲームは、勢いに流されてしまうことなく普段通りのプレーに努め主導権を奪い返すと、ゲームカウント2対1で試合を決めた

藤井・垣岩組はこれまで、上位の国際大会であるスーパーシリーズ(SS)以上で、◆2010年韓国オープンSS◆2011年全英オープンSSプレミア◆2011年インドオープンSS――と、3度決勝に進んでいる。しかしいずれも準優勝に終わり、未だ世界の頂点には立てていない

準決勝から1日おいて4日に金メダルをかけて戦う相手は、世界ランク2位の中国ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組。負け越している格上の難敵だが、世界トップ8組のみ出場できる昨年末のSSファイナルでは、「この年最後の国際大会なので、楽しんでのびのびやる。勝ちではなく、1点でも多く取りにいくことを目標に置く」ことで勝利している〈https://badpal.net/2011/12/21/japanese-players-strike-back-on-day-3-of-ss-finals/〉。オリンピックの決勝という特別な舞台で、雰囲気に飲まれることなく、逆にそれを楽しみ、五輪最後の試合を自分たちらしいプレーで締めくくることができれば勝機はある

男子シングルスでは、佐々木翔選手が、オリンピックでの目標の1つと公言していた、北京に続く2大会連続の金メダルを狙う中国リン・ダン選手との一戦に臨んだ。第1ゲームはリン・ダン選手が実力と経験の差を見せ21-12と圧倒。このままでは終われない佐々木選手は第2ゲーム、少しペースの落ちたリン・ダン選手に襲いかかり、試合を1対1のタイに戻す。迎えたファイナルゲームは、リン・ダン選手が序盤からリードを広げ、そのまま一気にもっていきそうな流れになるが佐々木選手はあきらめず、猛烈な追い上げを見せて点差を詰め、あと一歩のところまで迫る。しかし百戦錬磨のリン・ダン選手が体勢を立て直し、再度引き離しにかかるとさらなる追い上げはかなわず、16-21で敗れ、初のオリンピックをベスト8で終えた

佐々木選手は試合後、世界バドミントン連盟(BWF)に対し、「かつて経験したことがないほど緊張した。リン・ダン選手を倒すためにこれまでトレーニングを積んできた。勝てなかったのは残念」とコメントした

男子シングルス準々決勝では北京五輪3位決定戦の再戦も行われ、前回メダルなしに終わった韓国のベテラン、イ・ヒョンイル選手が、銅メダルの中国チェン・ジン選手をストレートで下し、リベンジを果たした。ほかの2試合は、世界ランク上位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)とチェン・ロン選手(中国)が順当に勝ち残り、ベスト4のうち、チェン・ロン選手を除く3人が4年前と同じメンバーという結果になった

一方、女子シングルスは、北京の時とはすっかり入れ替わったベスト4のうち、3人を世界ランク1~3位の中国選手が占めた。この中国包囲網の突破を狙うのが、インドのサイナ・ネワル選手。準決勝ではいきなり、世界1位のワン・イーハン選手とぶつかる

混合ダブルスはこの日、準決勝が行われ、世界1位と2位の中国ペアに、3位のデンマークペア、4位のインドネシアペアが挑んだ。2試合ともファイナルゲームに突入する接戦となったが、最後は中国ペアが、劣勢に立っても崩れない精神面の強さを見せ勝利。決勝を待たずに、中国の金銀独占を決めた。一方、インドネシアペアが敗れたことで、バドミントンがオリンピックの正式競技に採用された1992年バルセロナ五輪以来、5大会続いてきたインドネシアの金メダル獲得の記録が、この日で途絶えた

6日目の各種目の試合結果

【男子シングルス】

リー・チョンウェイ(マレーシア)〈21-19,21-11〉カシャップ・パルパリ(インド)、チェン・ロン(中国)〈21-16,21-13〉ピーター・ゲード(デンマーク)

チェン・ジン(中国)〈15-21,16-21〉イ・ヒョンイル(韓国)、リン・ダン(中国)〈21-12,16-21,21-16〉佐々木翔(日本)

【女子シングルス】

ワン・イーハン(中国)〈21-14,21-11〉チェン・シャオチエ(台湾)、サイナ・ネワル(インド)〈21-15,22-20〉ティネ・バウン(デンマーク)

リ・シュエリ(中国)〈21-12,22-20〉イップ・プイイン(香港)、ワン・シン(中国)〈17-21,21-18,21-14〉ラッチャノク・インタノン(タイ)

【男子ダブルス】

【A1位】カイユン/フーハイファン(中国)〈21-15,21-19〉【C2位】グオ・ツェンドン/チャイ・ビアオ(中国)

【B1位】マニーポン・ジョンジット/ボディン・イサラ(タイ)〈16-21,18-21〉【D2位】クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(マレーシア)

【C1位】マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク)〈21-16,21-18〉【A2位】ファン・チエミン/リー・シェンム(台湾)

【D1位】チョン・ジェソン/イ・ヨンデ(韓国)〈21-12,21-16〉【B2位】モハンマド・アーサン/ボナ・セプタノ(インドネシア)

【女子ダブルス】(*失格処分の8選手に代わって繰り上がった選手)

【A1位】*ニナ・ビスロバ/バレリ・ソロキナ(ロシア)〈19-21,6-21〉【D2位】ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国)

【A2位】*ブルース・アレックス/ミッシェル・リ(カナダ)〈13-21,21-19,13-21〉【B2位】藤井瑞希・垣岩令佳(日本)

 

大会7日目(3日)は、男女シングルス準決勝と、混合ダブルスの決勝と3位決定戦が行われる

【混合ダブルス】

〈決勝〉 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国)対シュー・チェン/マー・ジン(中国)

〈3位決定戦〉 ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク)対タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア)

【男子シングルス】

リー・チョンウェイ(マレーシア)対チェン・ロン(中国)

リン・ダン(中国)対イ・ヒョンイル(韓国)

【女子シングルス】

ワン・イーハン(中国)対サイナ・ネワル(インド)

ワン・シン(中国)対リ・シュエリ(中国)

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