ロンドン五輪バドミントン最終日、4年前の北京五輪と同じ顔合わせとなった注目の男子シングルス決勝は、中国リン・ダン選手がマレーシアのリー・チョンウェイ選手をフルゲームの末に下し、2大会連続の金メダルを獲得した。同時に、ジュニア時代から続くライバル対決に1つの終止符を打った 昨年8月、同じ会場で行われた世界選手権決勝〈https://badpal.net/2011/08/15/its-all-china-again/〉の再現を見ているかのような試合だった。なすすべなく一方的(12-21,8-21)に敗れた北京五輪決勝から4年、金メダルしか眼中にないリー・チョンウェイ選手がショットの精度とスピードで上回り、第1ゲームを先取する。続く第2ゲームは、リン・ダン選手がシフトアップして大差で取り返す。