Day 5 in Rio : Men down, Women still standing

リオ五輪バドミントン競技5日目、準々決勝に臨んだ女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組は勝って、この種目、日本勢として北京、ロンドンに次いで3大会連続でベスト4を守った。一方、男子ダブルスの早川賢一遠藤大由組は惜しくも敗れ、ベスト8で力尽きた。また、女子シングル決勝トーナメント1回戦では、奥原希望選手と山口茜選手が勝利。ベスト8に入り、準々決勝で直接対決する

Day 5-1

Akane beat Ratchanok before meeting Nozomi in the quarterfinals @archives

この日のハイライトは山口選手、3月の全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミア、4月のシンガポールオープンSSと直近の2度の対戦ではともにストレート負けと、調子を上げてきていたタイのエース、ラッチャノク・インタノン選手に抑え込まれた。しかし今回は、第1ゲームを21-19で競り勝つと、続く第2ゲームも取ってストレート勝ち。2009-11年世界ジュニア選手権3連覇、13年世界選手権優勝、16年世界ランク1位獲得と、常に先を走るライバルとの対戦成績も再び五分に戻した

準々決勝の相手は、1回戦で韓国ベ・ヨンジュ選手に快勝した奥原選手。負け続けている「ライバル」ではあるが、気持ちの面で五輪に臨む姿勢に違いもあり、周りが思うほど意識することなく、のびのびプレーできるのでは

Day5-2

ENDO / HAYAKAWA missed the podium but proved as one of the best partnerships by defeating World champion at Rio Olympic @archives

早川・遠藤組は、世界ランクは下位ながら厳しい一次リーグを勝ち抜いてきた英国ペアに覚悟をもって対峙し、あと一歩のところまで詰めたが、わずかに届かず、涙をのんだ

4年前、ロンドン五輪出場を逃し、その悔しさをバネに、日本選手として初めて中国スーパーリーグに乗り込んだり、食事制限を伴う身体の改造に取り組むなど、様々な角度からリオで勝つための強化に努めてきた。競争の厳しい種目だけに勝ったり負けたりを繰り返すが、優勝こそまだないものの、上位大会SSでベスト8以上の成績をコンスタントに残せるトップペアの1つに成長を遂げた。今大会でも戦前の予想を覆し、世界チャンピオンから初勝利を挙げるなどして一次リーグを首位で突破。目標としてきた五輪の舞台で、表彰台には立てなかったが、世界に通用する確かな力を証明した

一方、早川・遠藤組を破った英国クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス組の五輪ベスト4入りは、英国にとって、アテネで銀メダルを獲得した混合ダブルスのネイサン・ロバートソン/ゲイル・エムス組以来の快挙となった。ラングリッジ選手は試合後、誰と対戦しても自分たちが実績の点で劣ることを認めつつ、「ただこれはオリンピック。何でも起こり得る」とメダル獲得への意欲も見せた

Day 5-4

Even World no.1 Korean star LEE YongDae (R) failed @archives

その言葉通り、この日も男子ダブルスでは大きな波乱があった。五輪レース期間中のSS優勝6回、金メダル候補筆頭の第1シード韓国イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン組が伏兵、マレーシアのゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン組に敗れ、メダルはおろかベスト4にも届かず姿を消した。韓国はもう1つのペア、第3シードのキム・サラン/キム・ギジュン組も中国フー・ハイファン/ツァン・ナン組に痛い逆転負けを食らい、この種目、惨敗に終わった

Day 5-3

Can GOH LiuYing / CHAN PengSoon become the first ever Olympic Gold medalists for Malaysia? @archives

一方、男子ダブルスで金星を挙げたマレーシアは、混合ダブルスでも活躍。5日目の日程の最後に組まれた準決勝で、チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン組が前回ロンドンで銀メダルを獲得した中国シュー・チェン/マー・ジン組をストレートで倒し決勝進出。この時点で銀メダル以上を確定させた

マレーシアではこれまで同様、リオ五輪開幕前も男子シングルスのリー・チョンウェイ選手にばかり注目が集まっていた。しかし、同国史上初の五輪金メダリストの栄誉は、各種目決勝が行われる日程の関係上、2大会連続銀メダルのチョンウェイ選手より先に、この2人が奪い去っていくかもしれない

混合ダブルス準決勝もう一つの山では、2大会連続金メダルが確実視された第1シードの中国ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組を、インドネシアのタントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組が破り、優勝に王手をかけた。ナッチル選手は2008年北京でノバ・ウィディアント元選手と組んで銀メダルを獲得して以来の決勝進出で、この種目、インドネシア初のタイトル奪取に挑む

中国は、最初の決勝種目である混合ダブルスで、準決勝に進んだ2ペアがともに3位決定戦にまわったことで、5種目完全制覇の快挙を遂げたロンドン五輪の再現は早くも達成不可能となった

◆男子ダブルス準々決勝の結果

ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア、A1位)〈13-21,21-16,16-21〉ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、D2位)

ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、B1位)〈17-21,21-18,21-19〉イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、A2位) 

キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、C1位)〈21-11,18-21,22-24〉フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、B2位)

早川賢一・遠藤大由(日本、D1位)〈19-21,17-21〉クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス(英国、C2位) 

 

◆女子ダブルス準々決勝の結果

高橋礼華・松友美佐紀(日本、A1位)〈21-16,18-21,21-9〉ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア、C2位) 

チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、B1位)〈21-13,20-22,21-14〉セリーナ・ピーク/イーフィア・ムスケンス(オランダ、A2位) 

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、C1位)〈11-21,14-21〉ユー・ヤン/タン・ユエンティン(中国、D2位)

チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国、D1位)〈26-28,21-18,15-21〉クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、B2位)

 

◆混合ダブルス準決勝の結果

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、A1位)〈16-21,15-21〉タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、C1位)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、B2位)〈12-21,19-21〉チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、C2位)

 

◆男子シングルス1回戦(R16)の結果

リー・チョンウェイ(マレーシア、第1シード)〈不戦勝〉―

チョウ・ティエンチェン(台湾、第6シード)〈21-10,21-13〉フ・ユン(香港、第10シード)

リン・ダン(中国、第3シード)〈不戦勝〉――

ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、第5シード)〈19-21,19-21〉キダンビ・スリカンス(インド、第9シード)

トミー・スギアルト(インドネシア、第7シード)〈13-21,21-14,16-21〉ラジフ・オウセフ(英国、第13シード)

ビクター・アクセルセン(デンマーク、第4シード)〈21-16,21-12〉スコット・エバンス(アイルランド)

ソン・ワンホ(韓国、第8シード)〈23-21,21-17〉ウン・カロン(香港、第11シード)

チェン・ロン(中国、第2シード)〈不戦勝〉――

 

◆女子シングルス1回戦(R16)の結果

カロリナ・マリン(スペイン、第1シード)〈不戦勝〉―

ソン・ジヒョン(韓国、第7シード)〈21-15,21-12〉リンダ・ゼッチリ(ブルガリア)

リ・シュエリ(中国、第3シード)〈不戦勝〉――

ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、第12シード)〈21-14,21-16〉マリア・ユリティナ(ウクライナ)

奥原希望(日本、第6シード)〈21-6,21-7〉ベ・ヨンジュ(韓国、第13シード)

ラッチャノク・インタノン(タイ、第4シード)〈19-21,16-21〉山口茜(日本、第10シード)

タイ・ツーイン(台湾、第8シード)〈13-21,15-21〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第9シード)

ワン・イーハン(中国、第2シード)〈不戦勝〉――

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大会6日目(16日)は、女子シングルスの準々決勝、男女ダブルスの準決勝、混合ダブルスの3位決定戦が行われる

6日目(16日)の対戦カード

【女子シングルス準々決勝】

カロリナ・マリン(スペイン、第1シード)対ソン・ジヒョン(韓国、第7シード)

リ・シュエリ(中国、第3シード)対ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、第12シード)

奥原希望(日本、第6シード)対山口茜(日本、第10シード)

ワン・イーハン(中国、第2シード)対プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第9シード)

 

【男子ダブルス準決勝】

ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国)対ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア)

フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、第4シード)対クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス(英国) 

 

【女子ダブルス準決勝】

高橋礼華・松友美佐紀(第1シード)対チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、第4シード)

ユー・ヤン/タン・ユエンティン(中国、第2シード)対クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク)

 

【混合ダブルス3位決定戦】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、第1シード)対シュー・チェン/マー・ジン(中国)

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